山田太一さんの脚本の、12年ぶりという連続ドラマ(リメイクはありましたが)の初回を観ました。
これ1回分で完結の短編でもいいのでは?と、かえって、今後の展開が不安になってしまうような、素晴らしい出来映えだと思いました。
いつにも増して、山田太一節、炸裂!
塩見三省さんの警察官なんて、山田太一マニアかっ!と思えるような、セリフ運びでしたね。
話している最中、女性が、男性が腕時計を見た時、とがめる口調ではなく、「時計、見た。」と、ポソッと言う場面は、ほかの山田太一作品で観たおぼえがありますが、なんだったかなぁ〜?
演出も良くて、仲間由紀恵さんをいいなぁ〜と思ったのは、映画「溺れる魚」以来。
加瀬亮さんが、人の眼を見ないで喋るところも良かったです。