「あしたのジョー」再録の「週刊現代」(4月18日号)を購入。
今回は、矢吹丈と子供たちの交流を描いた回。
連載1回分が、こうしたほのぼのとした展開で済んでしまうって、いまのマンガでは、考えられないのでは?
「あしたのジョー」は、純粋な原作つきマンガというものではなく、作画担当の、ちばてつやさんが、独自にストーリーを進行させる部分が、かなりあったということですが、今回などは、まったく、ちばてつやさんのストーリー担当の回と思えますね。
サチや太郎たち、近所の子供たちのキャラクターは、ちばてつやさんが創出したキャラクターだと聞いたこともあります。
「BSマンガ夜話」というテレビ番組で、「あしたのジョー」が取り上げられた際、「夏目の目」というコーナーで、夏目房之助さんが、「あしたのジョー」に登場する女性、乾物屋の紀ちゃんは、ちばてつやさん担当で、原作者の高森朝雄(梶原一騎)さん担当が、白木葉子。
ちばさんには、白木葉子が、おしまいまで、理解することができなかった~と、解説されていて、目からウロコ、なるほどガッテン!でした。