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3/5=1★畑中純作品展から、井上友一郎、織田作之助の話に。
昨日、蒼天社の野谷真治さんから、畑中純さんの個展の 案内ハガキが届きました。 一昨年の夏、蒼天社に泊めていただきました。 最寄り駅の二ノ宮駅で、1駅先の大磯駅からやってきて くださった誘蛾灯さんと合流し、3人で、新宿のロフトプラスワンへ 自主上映の3D映画を観に行きました。 小説家や編集者の自叙伝、回想録というのも 好みのジャンルで、「小説現代」や「群像」などの編集長だった 大村彦次郎さんの「文壇うたかた物語」を読んでいました。 その第2弾にあたる「文壇栄華物語」も、ちくま文庫の 新刊として発行されたので(今年の1月のことを 書いています)、読んでみましたが、自叙伝などを 読了したことのある小説家が、けっこう多く登場されていて、 さまざまな人の回想録によって、さまざまな視点から描かれた 幕末ものの人間関係や、トキワ荘関係、貸本マンガ関係の 回想録を読むのと同様の楽しさがありました。 この本に登場する私の未読の小説家では、「残夢」という、 発表当時、谷崎潤一郎さんの「痴人の愛」を思わせるものと 好評を博した小説を書かれたという、井上友一郎さんという かたに興味を抱きましたが、この本の読了後すぐに覗いてみた ブックオフで、「日本文学全集/織田作之助・井上友一郎」 (集英社)を発見し、105円で購入しました。 いま、その本は手元に出ていなくて、題名を憶えていませんが、 井上友一郎さんの収録作品では、落語家が主人公の小説が 面白かったです。 大阪が舞台で、馴染みのある場所、玉出も登場していました。 「日本ロォレライ」という小説も、オチが決まっていて、 ミステリ小説のアンソロジーでも見かけてもいいようなもの と思いました。 「痴人の愛」を彷佛とさせるという「残夢」ですが、主人公の 男性が、女主人公の顔をめがけて物を投げつけたりして、 ちっとも、「痴人の愛」ではありませんでした。 収録された短編小説、いずれにも、主人公の男性が、 女性の顔をぶつ場面があって、なじめないものを 感じました。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 その点、気弱な面のある織田作之助さんは、なじめまくっていて、 セットの全集も購入しましたし、作品集が文庫本で出る度に、 収録作が重複しまくりですが、必ず、買ってしまいます。 昔、家庭用のビデオデッキが普及していない頃、心斎橋の ソニータワーのショールームで、土曜午後のテレビの生放送番組を 見ていたら、法善寺横丁に、「夫婦善哉」のモデルの 男性が立っていたので、思いっきり走って、その場所に 駆けつけ、中村鋭一さん(のちに国会議員)司会のその 番組のエンディングで、私も並び、モデルの男性の肩に 触れたこともありました。 富田林のお姉さんの家で、織田作之助展が開催された際にも 行ってみました。 普通の民家の一室に、織田作之助さんの背広やネクタイなども 展示されていて、触り放題でした。 「雨」「夫婦善哉」「放浪」「木の都」「蛍」「六白金星」 「アド・バルーン」「世相」「競馬」という収録作は、 ベストアルバム中のベストアルバム!といえる選曲では ないでしょうか〜! またしても、すべて読了してしまいました。
by hitcity
| 2010-03-05 15:36
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by hitcity
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