★又六さん
つりたくにこさんモデル説は、青林工藝舎のホームページの
6月23日のブログで知りました。
つりたくにこさんと水木しげるさんとの交流自体、
私には、しっくりとこなくて、それは、つりたさんが
若くしてお亡くなりになられたということの影響が
あるのかもしれませんね。
太宰治さんと松本清張さんが同じ年の生まれだという
気がしないように。
「ファウスト」は、手塚治虫さんがマンガ化されたものと
高木彬光さんが、少年少女向き(中学校の図書館で
借りました)に小説化されたものを読んでいて、その後、
中公文庫での翻訳版を読みかけましたが、しんきくさくて、
少しだけ読んでやめました。
ゲーテさんとは、それ以来、縁がなくなりました。
映画「生きる」で、伊藤雄之助さん演じる小説家が、
「おあつらえ向きに、黒い犬もいる、今夜は、わたしが、
メフィスト役になって、あなたを案内しましょう~」
と言うというようなところがありますが、その場面を
観るたびに、そんなに、みんな、「ファウスト」を
読んでいるものなのかなぁ~と思ってしまいます。
文春文庫の「文学全集を立ちあげる」(丸谷才一・
鹿島茂・三浦雅士)を読んでみたら、取り上げられて
いる作品、どれもこれも面白そうな気がしてきて、
読破してみたい気分も生じてきましたが、その中に、
「ファウスト」があるので、その意思がにぶったりも
してきました。
「文学全集を立ちあげる」では、入手できるものは、
ほとんど読んでみた、谷崎潤一郎さんの作品からは、
「細雪」「蓼喰ふ虫」「卍」「痴人の愛」「春琴抄」、
「蘆刈」「猫と庄造と二人のおんな」「陰翳礼讃」
「私の見た大阪及び大阪人」「老人日記」
「鍵」「少将滋幹の母」が、あげられていて、納得いきすぎ!
でした。
あと、短編の「秘密」を入れて欲しいところですが~。
【今回の画像、いつもと同じ大きさに設定したつもりですが、
小さくなっていますね~? なんとか、文字、判読してください。
どうも、すいません~。】