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幻の映画ベストワン作品 2010.12.31.
映画化されなかった脚本を読み、その素晴らしさに感動した 映画がありました。 岡本喜八監督の「幻燈辻馬車」です。 「列外の天才・山田風太郎」(角川書店編集部 編)に 収録されている脚本「幻燈辻馬車」(第二稿)を 読みましたが、思わず噴出して笑ってみたり、涙が にじんでくるようなところがある、面白いものでした。 準備稿は、高野和明さんと中みね子さんと岡本喜八さんの 連名となっていたそうです。 「伊丹映画祭」を所属していた関西の黒澤明ファングループの 一員として、わずかに手伝ったことがありましたが、 「岡本喜八展」というのも企画されていて、その会場で、 岡本喜八監督ご夫妻と一緒に集合写真を撮った記憶が ありますが(その写真は見たことがありません。残念。)、 中みね子さんは、その奥さんであるようです。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 この本に掲載されているのは、高野和明さんによる 第二稿とのことで、これをもとに映画化の準備が 進められていたようです。 高野和明さんはシナリオライター出身で、江戸川乱歩賞を 「13階段」という小説で受賞されたかたですが、 その小説が刊行された際、井上ひさしさんと宮部みゆきさんが 絶賛されていたので、読んでみましたが、緊迫感みなぎる、 素晴らしく面白い本でした。 只今発売中の「週刊文春」の歴代のミステリー小説ベストテン 発表のページを見たら、その年の第2位に入っています。 「13階段」は映画化され、それも観に行きましたが、 映画は、つまらないものでした。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 山田風太郎さんの小説「幻燈辻馬車」も読んでいて、これも 素晴らしく面白いものでしたが、小説では、明治の同時代に 存在していた人物が絡むという面白みがありましたが (子供時代の田山花袋が、人力車の座席の蒲団に顔を うずめるという描写があったり)、この脚本では、 人力車チェイスがあったり(「ベン・ハー」を連想)、 映画ならではの面白さを求めておられていいですね。 主人公を仲代達矢さん、敵役を緒形拳さんと予定されていた そうですが、その逆のほうが良かったのでは? 辰巳柳太郎さん、菅原文太さんの主演を想像したてみたりも しましたが、高倉健さんの初の老人役という映画でも よかったかも? アニメ映画「やぶにらみの暴君」や「龍の子太郎」で、 主人公が危急な場面に陥った際、他者に助けられる場面が あって、そこに快感がありましたが、同様の快感を得られる 映画になったことでしょう。
by hitcity
| 2010-12-31 11:48
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by hitcity
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