★又六さん
コメントをいただいたので、今日、「シティライツ・3」(大橋裕之)を再読してみました。
やはり、素晴らしい!
「光」、いいですね。私の常套句ですが、しみじみします。
「ハンカチーフ」、笑いと感動が同時にやってきて、驚きました。
「漫画神」は、トキワ荘のパロディみたいなところもあって、面白いです。
ほかのどの作品もいいですね。
「シティライツ」が終了したのは残念ですが、「月刊漫画ガロ」に、つげ義春さんが連続して名作を発表されていた頃のことを思いだしたりもしました。
「平成のつげ義春」と言えば、ええ〜?と文句を言ってこられるかたがおられるかもしれませんが、そんな思いもあります。
マンガから十数年間、離れていましたが、この20年間ほどで、私が読んで感激したマンガといえば、「わたしは真悟」(楳図かずお)と「シティライツ」(大橋裕之)ということになるでしょうか。
ミクシィの日記で、名古屋での大橋裕之さんのトークショーに参加されたかたが、大橋さんが好きなマンガとして、「わたしは真悟」をあげられていたと書かれているのを読んだことがありました。
「わたしは真悟」と何か雰囲気が似ているところがあるような気も(?)。
私は、第2巻刊行時の難波でのトークショーでサインをしていただき、第1巻は、丸善&ジュンク堂・茶屋町店でサイン本を購入しました。
この第3巻にサインがないのが残念です。
「自費出版漫画のつくり方」のページで、大橋さんが印刷を頼んでおられるという大陽出版は、幻堂出版の刊行物を印刷されているところでもあるようです。
背景の網模様のスクリーントーンなどは、女性のかたが担当されているようで、自費出版となると、それがなくなるように思え残念なところがあります。
「シティライツ」の再開を期待します。
今日の午前11時頃、大橋裕之さんがツイッターに、今、1000枚の紙を半分に折るバイトをしているところだと書いておられました。