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11月11日(火曜日)・コメント欄(マンガの瞳)
★又六さん
Eテレの「浦沢直樹の漫勉」は観ていません。 11月15日(土曜日)の午後4時から再放送があるようなので観てみます。 かわぐちかいじさんが目の描写を変えたエピソードは、ちくま文庫の「回想 沈黙の団塊世代へ」に書かれていたものは読んでいます。 売れるマンガを描くようにと親戚のおじさんから一般受けのする登場人物の目の描きかたを勧められたとかいうことでした。 かわぐちかいじさんのボクシングマンガ「牙拳」などを愛読していましたが、陰気な印象のある絵でしたが、ある日、「モーニング」の増刊号だったと思いますが、かわぐちさんの幕末を描いた侍が主人公のマンガの絵を表紙で見たとき、あれっ?と、一変して明るくカラッとした絵になっているので気になったことがありました。 親戚のおじさんのアドバイスの結果だったのですね。 インターネット以前、伊丹の川崎ゆきおさんの仕事場に、しょっちゅう行っていた頃のことですが、立風書房のレモンコミックスの1冊として、川崎さんが描きおろしの新書判コミックスを刊行されたことがありました。 制作前に編集者に見せて承諾を得なくてはいけないということで描かれたというザラ半紙に鉛筆描きの絵コンテを見せていただいたことがありました。 心斎橋で、ひさうちみちおさんと川崎ゆきおさんのトークショーがあった際、このマンガの話題が出て、その「恐怖!人食い猫」の主人公の少女の目の描写について話されていました。 なんで、あんな大きな目がいいのかな?と、川崎さんは言っていたので、それも編集者からの要望だったかもしれませんね? あとで、川崎さんから、レモンコミックスの「恐怖!人食い猫」に対して、ひとりの女子中学生からファンレターが届いたと聴きました。 かわいい少女を主人公にした成果かもしれませんね。 怪奇劇画短編誌「蝸牛」の創刊号に「わたしの人形」を描く際、川崎さんのそのエピソードのことを思い出し、自分も、女子中学生(あるいは女子小学生)からファンレターが届くような、かわいげのある絵をと心がけたのですが、ファンレターも届いていないし、うまくいったかどうかはわかりません。 「浦沢直樹の漫勉」は先週の金曜日の午後11時からの放送だったようですが、金曜日は午後8時から、「中居正広の金スマ」(やしきたかじんと85日間の結婚生活)、「嵐15年目の告白」(初めて語る5人の葛藤と絆)、「ドキュメント72時間」(山手線一周)、「探偵ナイトスクープ」(10年以上会話のない夫婦)をぶっ続けで観ていました。 「探偵!ナイトスクープ」は名作選ですが、「10年以上会話のない夫婦」は、こんな家庭があるのかと、何回観ても驚かされます。 ユーチューブにありましたので、よろしければ御覧になってください。
by hitcity
| 2014-11-11 18:01
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by hitcity
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