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> メモ帳
> ヌードクロッキー会
ヌードクロッキー会_f0151647_03524232.jpg

7月30日の土曜日の休日。

ページ物のマンガの下描きをしていて難航している1コマがあります。

女性が開いた本を見ていて、その本のページの内容が見え、それを見ている女性の横顔の表情も描くつもりでいて、女性の後方、左のほうから見た構図なのですが、実際、ありえない光景でもあります。本の中と女性の表情のどちらも見ることはできない。

一応は描いてみたのですが、1コママンガとしてならいいかもしれませんが、ある程度リアルな描写で進めているページ物のマンガでは、現実味がないように思えてきました。

存在しない構図ではあるけれど、実際にそのポーズを誰かにとってもらい、折り合いのつくところを発見したい気持ちになりました。
そのポーズをとってもらい、スケッチをさせてもらいたいと思います。

本を読んでいるポーズなんて、誰かに頼めば、すぐにやってもらえると思うのですが、家族や友達のいない私には難しいこととなっています。

以前、何度かクロッキー会に行き、マンガを描いている女性と知り合ったことがあるし、クロッキー会の会場に来られている人なら、休憩時間などに、ポーズをとってもらうというような展開になりえないかなと思い、インターネットで大阪のクロッキー会を検索してみたりしました。

ツイッターの中で「クロッキー 大阪」で検索してみたら、けいさんというかたが生野区民センターで開催される情報に接しました。

それで行ってみることにしました。

路面電車で天王寺まで(210円)。

あべのHoopの中にある画材店カワチでクロッキー帳と黒色のサインペン数本と茶色の鉛筆を1本購入。

JR環状線に2駅乗って桃谷駅で下車(120円)。
この駅で降りるのは初めてかもしれない。

午後1時開場、2時からポーズ開始とのことで、到着したのは1時40分頃。

生野区民センターには、小さな貸会議室がいくつかあって、2階の1室。
3人掛けの横長テーブルが5列×2列の教室のような部屋。
横長テーブル5個でモデルのかたの場所を囲むかたちになっている。
帰りに参加者で横長テーブルや椅子を元のかたちに戻しましたが、かつてよく参加していた関西ステレオ写真同好会の例会でもこんなふうだったなと思い出したりしてみました。

奥の横長テーブルに男性がひとり、中央に友達同士で来られているような男性がふたり、手前で喋りあっている男性がふたり、この日の最後に来たのが私で、合計6人のおっさんの参加者でした。

主催されているけいさんが戻ってこられたので参加費の800円を支払う。

クロッキー会といえば、主催されている男性が雇われたモデルにポーズの指示をされていく印象があるけれど、この会は、モデルのかたが自ら主催されていて、テキパキとポーズをとっていかれる。

侍、忍者、バレリーナ、プロレスラーのクロッキー会には参加してきたけれど、女性のヌードのクロッキー会には何十年ぶりかという感じです。

ステレオ写真(立体写真)の撮影に熱中していた頃、自ら希望してヌードモデルをされている主婦のかたと女子大生のかたのスタジオでの撮影会に参加したことがあるけれど、今日のかたも自ら主催されて自身の裸を披露されるので、度胸があるなぁと感心する。

マンガを描いていて行き詰まったので絵の勉強をしないといけないと思い、ツイッターで見てやって来たと自己紹介、手前のほうで喋り合っていたふたりは画家だと、けいさんからうかがう。

5分ポーズを4回して休憩5分とか、4分ポーズとか、3分ポーズとか、最後に10分ポーズを2本、けいさんが、合評会をするかどうかいつも尋ねているとのことで、しようということになる。

私は50枚ほど描いていましたが、1枚もうまく描くことができず、中ではこれがましかなぁと思えたこの1枚を披露することにする。
ヌードクロッキー会_f0151647_05000716.jpg

それぞれ、クロッキー帳をめくりながら、今日描いたものを披露していくことになる。
私はサインペンでのクロッキーを好むところがありますが、画家のかたは、このように鉛筆で描いたもののほうがいいなと言っておられました。
ヌードクロッキー会_f0151647_05045379.jpg

ひとりのかたが同じポーズをクロッキーしたものを見比べたいと希望し、並べてみることにする。
ヌードクロッキー会_f0151647_05344205.jpg

左の2枚は、ふたりの画家のかたのもので、私のは左から4枚目のものです。

クロッキー会の開始は午後2時で、終了後のこの合評会の写真撮影時刻は午後5時32分ですので、かなり長時間、クロッキーをしていたことになりますね。

桃谷駅からは徒歩で10分ほどだったと思うが、同じぐらいの距離に地下鉄・千日前線の北巽駅があるらしい。
そちらからナンバ経由で帰宅しようかと思っていると、区民センターの前のバス停に婆さんふたりがいたので、時刻表を見ると地下鉄・千日前線の小路駅を通るバスが5分ほどしたらやってくるようなので、日射しが強くて暑いし、それに乗ることにする。

バス賃は210円(但し、手に持っていた100円硬貨を落としてしまい、それが肘掛けと座席との隙間に挟まり、どうしても取り出すことができないでいるうちに到着、その100円はそのままにして下車しました)。

このヌードクロッキー会は、来月も最終の土曜日に開催されるようです。
参加費も安く規模も小さく馴染みやすく、また参加してみたい気持ちになりましたが、難しいマンガのポーズの件をクリアして、ぶじマンガを描きあげたあとになるかなと思います。

主催者のかたのツイッターで、大阪や名古屋でのクロッキー会の情報や、この日のクロッキー会に参加されたかたのコメントに接することができますので、興味がおありのかたは、どうぞ。
初心者のかたには、ほかのクロッキー会より参加しやすいと思い、おすすめしたいですね。

ツイッターの【景帷(けい)@kuintess】さんです。

8月9日(火曜日)の午後6時からの名古屋市短歌会館でのヌードクロッキー会では写真撮影可能で写真の公開も自由とのことです。
但し、クロッキーが主で、写真撮影だけの人は参加不可とのことです。
参加費1500円。

8月20日(土曜日)と21日(日曜日)のいずれも午前10時から1500円で名古屋市のクロッキーF美術館3階アトリエでもヌードクロッキー会が開催されるようです。

大阪では8月27日(土曜日)に、このブログの生野区民センターで開催されるようです。800円。

地下鉄のナンバで下車、南海電車に乗り換えて帰宅すると、午後6時半頃になっていました。
by hitcity | 2016-08-01 03:51 | Comments(0)

高木ひとしのブログです。ツイッターもやっています(高木ひとし@ hithitcity )。連絡事項のあるかたは非公開チェックのうえコメント欄を利用していただくかツイッターでお願い致します。
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