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映画「沈黙 ‐サイレンス‐」
何か画像を入れないと物足りなくて、何がいいかなと思い、そういえば、この映画に登場する踏み絵のことを知ったのは、白土三平さんのマンガ「サスケ」だったなと、検索してみて、画像を黙って拝借することにしました。
ありがとうございました。 1月23日の月曜日の休日。 TOHOシネマズなんばで、マーティン・スコセッシ監督の「沈黙 ‐サイレンス‐」を観ました。 2時間41分の長い映画ですが、1箇所たりとも飽きるところがなく鑑賞することができました。 ただ、主人公に感情移入をする観かたはできなかったかな?とは思いました。 「この世界の片隅に」の時にも書きましたが、「戦場のメリークリスマス」は、日本軍の捕虜収容所のイギリス兵側から観ないと面白くないのではという気がします。 「戦場にかける橋」も、日本軍の捕虜収容所のアメリカ兵側から観ないと面白くないのではないかと思います。 日本人の観客としては、日本人側から観てしまうところがあり、そうすると、「猿の惑星」を猿側から観ることになり、それでは面白く感じないのではないかと。 忍者の映画を観る場合は、主人公が伊賀者なら伊賀者、甲賀者なら甲賀者として、感情移入はできますが。 私は特に熱狂的な野球のチームがあるわけでもなく、たとえば、マンガの「巨人の星」なら読売ジャイアンツの星飛雄馬に感情移入して読むことができますが、熱狂的な阪神タイガースのファンだったら、花形満に感情移入して読むことになるのかな? ポルトガル人が日本にやってきてポルトガル人を探す話です。 この映画も、ポルトガル人側から観るべき映画だと思いますが、つい日本人側として観てしまいますね。 あと、私はキリスト教に関心がなくて(ほかの宗教についてでもですが)、映画の中で、主人公がキリストの声を聴く場面がありますが、キリスト教徒なら感激する場面なのかもしれませんが、私にとっては、ザ・フォーク・クルセダースの「帰ってきたヨッパライ」の北山修さんによる神様の声「なぁ、おまえ、まだ、そんなことばかりやってんのでっか~」と同じようなもので、特に感激することもありませんでした。 日本を描いたアメリカ映画には興味があり、けっこう観に行っていますが、その中では、完璧というか、日本映画と思えるほどのものになっていたと思います。 日本の俳優も、皆、良かったと思います。 片桐はいりさんらしき人が、合計1分ほど映っているのに気がつきました。 青木宗高さんが、数十秒という感じで出演されているのに気がつきましたが、「ちりとてちん」や「ちかえもん」のテレビドラマで私は馴染んでいたからで、そうでなかったら気がつかないかもしれませんね。 エンドロールでは、日本語にすると、「看守・その1」の扱いになっていました。 青木宗高さんも、オーディションを受けられたのかもしれませんが、キチジロー役に起用された窪塚洋介さんにしても青木宗高さんにしても、キチジロー役はいかがなものかな?という気はしました。 おふたりとも闘志のみなぎった顔をされていて、そこが違うような気が。 誰がいいかな?と思ってみて、年齢的にどうかはわかりませんが、佐藤蛾次郎さんがいいのではと思ってみたりもしたのですが。 昔、篠田正浩監督が、同じ遠藤周作さんの小説「沈黙」を映画化されていて、誰がキチジロー役をされていたのか調べてみたら、マコ岩松さんだったので、それには納得しました。 探されるポルトガル人の神父役は、丹波哲郎さんでした。 どひゃ~!観てみたいですね。 「沈黙 ‐サイレンス‐」というタイトルだけあって、冒頭のタイトル部分とエンドロールは無音でした。 映画のエンドロールに、音楽や歌がついていないのは珍しいというか、ほとんど、存在しないのでは? もし曲を使うなら、細野晴臣さんの「はらいそ」がいいかなと思ってみたりもしました。
by hitcity
| 2017-01-29 17:34
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Comments(2)
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by
desire_san at 2017-02-13 09:17
こんにちは、
私も映画『沈黙-サイエンス』を見てきましたので、詳しい鑑賞レポートを読ませていただき、映画『沈黙-サイエンス』の感動が甦ってきました。 この映画の配役は絶妙で、特に弾圧される農民を演じた笈田ヨシと塚本晋也は、堂々とした風格のある演技で、気高く感動的なほど魅力があり、映画に深みを持たせていました。、窪塚洋介が演じたキチジローも説得力のある熱演で、窪塚洋介の完全復活は嬉しく思いました、 私も『沈黙-サイエンス』を観て、この映画の魅力と現代人はこの映画から何を学べるのかを整理してみました。読んでいただけると嬉しいです。ご意見・ご感想などコメントをいただけると感謝いたします。
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by
hitcity at 2017-02-15 20:37
★desire_sanさん
コメントをありがとうございます。 「沈黙‐サイレンス‐」について書かれておられるのを拝見しましたが、その充実ぶりに圧倒されました。 私は、日本人俳優の中で最も印象に残ったのは、塚本晋也さんでした。 塚本晋也さんは、映画監督としての印象が強いので、俳優として、ここまでされているのが意外な気がするほどでした。 そういえば、マーティン・スコセッシ監督も、黒澤明監督作品「夢」に画家のゴッホ役で出演して熱演されていましたね。 |
by hitcity
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