同人誌にマンガを描くことになったけれども、長編マンガの思いつきしかなくて、連作シリーズの1回というような形になってしまいます。
9月25日に、「球形の死角」(仮題)という連載マンガの1回目として、ネームノートで12ページにまとめてみました。
女性の超能力者が主人公のお話です。
認知症になった父の気持ちをまぎらわせてあげようと、母が20年近く前に貰ってきた生まれてまもなかった子猫のクロちゃん、私は実家から自転車で10分ほどの場所にあるマンションで独り暮らしをしていたけれど、父が病気になってからは、毎日、家に帰って晩御飯を皆と一緒に食べるようになりました。
当時は梅田の広告会社に勤務、残業のない会社で、勤務終了後は、スポーツクラブでエアロビクスをし、毎日、外食をしていました。
クロちゃんが来てから、2年ほどして父は亡くなったと思います。
私は実家に戻り、クロちゃんと母と一緒に暮らすようになりました。
それから母が亡くなり、クロちゃんとのふたり暮らしが、7年間、続きました。
クロちゃんが9月6日に亡くなり、今日で、ちょうど1ヶ月になります。
クロちゃんのことが思い浮かんできては涙ぐむ毎日が、いまだに続いています。
クロちゃんとの思い出をブログに書いてみようかとスマートフォンで文字入力をしましたが、細かい思い出がいっぱいで、それを書こうとしても、なかなか書ききれないことになりました。
それで、ノートにメモをしてみたりもしました。
今日、その思い出を、いっそ、マンガに描いてみようかと思いつきました。
そうすれば、ペットロスの気持ちが、いくらか安らぐかもしれないと思えてきて。
勤務を終えて、帰宅後、ネームノートに、思いつくまま絵コンテをはじめてみました。
6ページほど描いてみましたが、母が猫をもらってきたあたりから、ちっとも先に進まない。
この「クロちゃんのこと」(課題)にしても、長編のうちの分割した第1回目になってしまいますが、いずれかを同人誌に描くつもりでいます。