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> メモ帳
> 「クボ」と「ゴルゴ13展」と「大橋裕之展」【4】
●11月27日の月曜日の休日【4】

「クボ」と「ゴルゴ13展」と「大橋裕之展」【4】_f0151647_12110114.jpg

「ゴルゴ13展」は「ゴルゴ13」の展覧会ですが、会場の最初の展示品のみが「ゴルゴ13」ではありませんでした。

2015年に小学館から再発行された、さいとう・たかをさんによる「007シリーズ」の本が4冊展示されていて、さいとう・たかをさんによる、これで自分の作品が完成したと思いましたというようなコメントが添えられていました。

この作品が、私が、さいとう・たかをさんのマンガに初めて触れたものだったように思います。
「劇画」という言葉も、この作品で知ったような気がします。

小学館が「小学1年生」から「小学6年生」という学年別の月刊誌を出していて、中学生になれば「ボーイズ・ライフ」、という広告を見た記憶がありますが、高校生あたりが対象の記事や小説など写真と文章が中心の雑誌で、連載マンガがストーリー物が1作、ギャグマンガが赤塚不二夫さんのものが1作、掲載されていた記憶があります。
兄が購読していたのを私は小学校の低学年のころから手にしていました。

「片目猿」(横山光輝)、「007シリーズ」(さいとう・たかを)、「Zと呼ばれた男」(佐藤まさあき)、「ズベ公探偵ラン」(篠原とおる)、「挑戦野郎」(さいとう・たかを)、「幕末工作人からす」(さいとう・たかを)が連載されていた記憶があります。

子供向きと大人向きばかりで青年向きの雑誌がないところ、貸本マンガ家は少年誌に少年向きにマンガを描いていた中、青年向きのマンガが発表される場だったと思います。

小学館が青年向きの雑誌を発行しようと、「ボーイズ・ライフ」を廃刊し、そのスタッフで「ビッグコミック」を創刊しようとすることは、「ビッグコミック創刊物語」という本で読んだことがあり、「007シリーズ」が「ゴルゴ13」につながっている感じは、当時からの読者としては理解でき、「ゴルゴ13展」のはじめに「007シリーズ」が展示されていることに、私は納得できました。

私が小学生のころに新書判コミックスが発行されはじめ、小学館で、最初に出ていたのが、「手塚治虫全集」や「忍者武芸帳」(白土三平)と、この「007シリーズ」でした。

今の小学館文庫ではなく、マンガ専門の文庫本として小学館文庫が出ていたことがあり、その時も「007シリーズ」が刊行されていました。

それぞれで揃えていました。

1昨年から刊行された「007シリーズ」も揃えてみたいところですが、「死ぬのは奴らだ」「サンダーボール作戦」「女王陛下の007」「黄金の銃を持つ男」のうち、「黄金の銃を持つ男」しか持っていません。

上の写真が、それですが、1ぺージが4段のコマ割りで、その1コマに全身が入って描かれている構成と、シャープなGペンのタッチには、しびれてしまいます。

「クボ」と「ゴルゴ13展」と「大橋裕之展」【4】_f0151647_12131503.jpg

「ゴルゴ13」の生原稿の展示は、60ページ分ほどあったようです。

1ページごとの展示の間隔が、1メートル以上はあって、ゆったりと見ることができました。

額装されていて壁に掲げられていて、正面から目の前にして見ることができます。

まず、「ゴルゴ13」の連載第1回目のカラーページの展示がありました。

「ビッグコミック」が創刊されたのは、私が小学生のころで、当初は角背の月刊雑誌で、さいとう・たかをさんは「捜し屋はげ鷹シリーズ」という日本を舞台にした連作を発表されていて、私はその作品が好きで、「ゴルゴ13」に変わった際には、ガッカリしたものでした。
今も、「ゴルゴ13」より「捜し屋鷹シリーズ」のほうが好きですね。

ところが、このゴルゴ13の登場シーンにはひかれました。

この写真は、グッズ売場で購入した絵葉書ですが、この生原稿の前からは、なかなか離れることはできませんでした。

次に移動しても、また戻り、また何枚分かの生原稿を見ては、また最初のこの生原稿を見に戻ったりしました。

同じ絵のコマが3コマ続いているのですが、コピーではないようなのに、ソックリそのままの絵のように見えます。

顔自体、コピーを切り貼りしているような感じもありますが、紙の盛り上がった様子や作業のあとが見えません。

ゴルゴ13の脚の陰影を描いた細い線、7本ほど、同じようで微妙に違います。
しかし、全体像は、ピタリと3コマとも同じで、ここまで同じように描くことができるのか?と、何度も見なおしに戻ることになりました。

今さら原画展に行ってもなぁ~という気分もあって、最終日になってしまいましたが、やはり、行ってみようという気になったのは、ミリペンの登場以来、さいとう・たかをさんは、Gペンをやめて、ミリペンで描かれているとのことで、テレビの「漫勉」でも、そうして描かれていましたが、生原稿で見たら、どんなものだろう?と、その興味で見に行きたくなったのでした。

1970年代はGペン、1980年代はGペンとミリペンが混在、1990年以降はミリペンと、生原稿を拝見して確認しました。

ミリペンでも、こういうタッチが出せるのかと、さいとう・たかをさんの仕事場の机の再現コーナーがあり、置かれている道具を見てみたりもした結果、コピックのミリペンだと思えました。

0.5ミリとか、各種の太さのものを使われているようです。

出口付近で、さいとう・たかをさんのインタビュー映像を拝見しました。

さいとう・たかをさん御自身も脚本を担当されている回があって、それは女性が絡んだロマンチックなものになると、その回の生原稿の展示もありましたが、さいとう・たかをさんが脚本を担当される時の別名が「沖大吾」だったかな、だそうで、そのことを初めて知りました。

そういえば、小池一夫さんは、小池一雄さんとして、さいとう・たかをプロで脚本を担当されていたので、初期のゴルゴ13の設定に関わっておられるのでしょうが、そのことは世間では知られないような気がしますね。

私の中学時代、「週刊少年サンデー」に貸本マンガのリメイクとして連載されていた「デビル・キング」が私は好きなのですが、このリメイク版の脚本担当のスタッフ名に、小池一雄さんの御名前があったと記憶しています。

「ゴルゴ13」の総集編の増刊号として、B6サイズとB5サイズで、各種、何百冊という感じで発行された本が、ズラリと表紙を見せて展示されているのは壮観でした。

B6サイズのほうは、かなり長期にわたって購入しつづけましたが、解説文に「創刊号は定価150円だったが今では数万円の値段がついている」とありましたが、その号も、家のどこかにはあります。

この増刊号には、「ビッグコミック」の新人賞の投稿作の佳作入選の作品が、けっこう掲載されていて、異色作もあって、それを見るのも楽しみでした。

第5集の表紙は、ゴルゴ13の後ろ姿の上半身を油絵で描いたもので、印象深く記憶に残っていましたが、さいとう・たかをさんが描かれた油絵で、それが展示されてもいました。

「ゴルゴ13」用に海外で撮影された風景などの写真が貼られたスクラップブックや整理用のカードも展示されていて、興味深かったです。

あと、大勢のマンガ家が、さいとう・たかをさんに贈られた絵入りの寄せ描きの展示もありました。

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別室に、どこかのサイトで発表されるらしいですが、「ゴルゴ13」の好きな回のアンケート募集があり、気になる第1ページのあった第1話の「ビッグ・セイフ作戦」と書いて投票しました。

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「ビッグコミック」に掲載されたものの、総集編の増刊号にも単行本にも収録されなかった回があって、表紙のみ展示されていましたが、只今発売中でコンビニで購入した「昭和の不思議101/隠微された昭和アイドル真相解明号」で紹介されている「封印された漫画」の11作品の中にありました。
イランのホメイニ師が登場する回とのことです。

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グッズ売場で、様々な「ゴルゴ13」グッズが販売されていました。

展覧会の図録は、ほとんどが秋本治さんのインタビューで占められている感じの、図録としては小さなサイズのもので、2000円するようでした。

ゴルゴ13の目が印刷されたアイマスクがあって、これは面白いと思いましたが、1500円となると、う~ん…と考えてしまいました。
アイマスクを付けてみても自分で見て面白がることもできませんし。

生原稿の展示で気になった第1回目の最初のカラーページが、小さなマッチ箱ぐらいの大きさになったマグネットカード(冷蔵庫に貼りつける)があり買おうかと思いましたが、絵葉書のコーナーがあり、そのページの図柄のものがあったので、それを購入することにしました。
1枚、100円でした(税別だったかな)。

大阪文化館を出たら、午後2時20分になっていました。

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後日、【5】に続きます。

by hitcity | 2017-12-12 17:02 | Comments(0)

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