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2017年 05月 17日 ( 1 )
映画「雪之丞変化」
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●5月15日の月曜日の休日

全国のTOHOシネマズで開催されている「午前十時の映画祭」は、名作と定評のある小説ばかりを収録した文学全集の映画版といえるのでしょうね。

新しく刊行された小説を、まずは読んでみたいところがあるので、わざわざ文学全集を買って昔の作品に触れなくてもという気分があり、今年で8年目になりますが、昨年まで観に行くことはありませんでした。

すでに映画館の上映で何度も観ていて、ビデオなどでも観ていた「生きる」「七人の侍」「めまい」で、昨年はじめて、この「午前十時の映画館」に行きました。

4Kデジタルで画像や音声が鮮明になったとかで、新しい印刷技術で読みやすくなったとかいうので、文学全集を買って、その小説を再読したというような感じでしょうか。

今月、上映される作品が、「雪之丞変化」という映画だと知り、はて?と思いました。

文学全集に収録されるほどの名作とうたわれている時代劇映画は、いくらかありますね。

「雄呂血」「決戦高田馬場」という無声映画、「丹下左善・百万両の壺」「十三人の刺客」など時代劇映画の名作として評価の高い映画は、特別に上映会があり、観に行ってみたりもしていました。
黒澤明監督の時代劇映画も含まれますね。

「雪之丞変化」という映画は、今まで、そうした中で出会うことのなかったタイトルでした。

文学全集に知らない作品のタイトルが。
どういう名作映画なのだろう?

そんな興味から観に行きたくなりました。

市川崑監督の初の時代劇映画だそうです。

「長谷川一夫、映画出演300本記念作品」とのことです。

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私の子供のころ、美男美女の代表例として、長谷川一夫、山本富士子という名前があげられていました。
声帯模写(昔はモノマネのことをそう言っていましたね)で、よくされていました。

この映画には、山本富士子も出ていました。
和服のしとやかな女性という役柄の印象があるので、この映画の、ベランメェ調の姉御という役柄には意外な印象がありました。

長谷川一夫は、上方歌舞伎の女形として登場します。
子供のころ、長崎で謀略により父母が悲惨な死にかたをし、成長して、江戸で仇を討つ話です。

剣の修行をつみ、凄腕の持ち主でもあります。

同じ門下生だった男との剣での格闘の場面が何度かありますが、長谷川一夫の女形とその侍たち3人以外、背景は、真っ暗です。
人物以外、全部スミベタになっているマンガのようでした。

山の中の描写は、電柱のように直立した太い棒が何本も立てられて、山の中を表現していますが、セットの中で撮影されているのが丸わかりになっています。

川の描写では、プールの端で、川と見立ててのやりとりで、あとは、ほとんどが室内でのやりとりでした。

背景がほとんど描かれていないマンガのようです。

しかも、そのマンガの登場人物は、アップ(顔面、胸から上)の場面はかり。

主人公だけを見せるためのマンガであるかのようでした。

この映画は、300本を記念して、長谷川一夫だけを観せるための映画でした。

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長谷川一夫は、女形と、闇太郎という義賊の2役です。
ふたりのやりとりは合成で見せられます。
同じ顔をしていますが、映画の中で、そのことに触れられませんし、何の関係もない、ふたりの人物です。

300本を記念して、女形だけではない、男の姿の長谷川一夫を見せておこうということにだけ、この2役の意味があります。

昔の映画なので、はじめにスタッフやキャストの名前が画面に出ます。
現在の最後に長々と出るやりかたよりも、こちらのほうが、私は好きです。
これから映画が始まる期待感が強まってきます。

市川雷蔵と勝新太郎のふたりの名前が最後に並んで出てきます。
ところが、ふたりとも、数分間の登場です。
現在なら、(特別出演)と添えられているでしょう。

子供のころに観たクレージーキャッツの映画で、出演者名にデン!と、大人気の加山雄三の名前が出ていたけれど、海辺で、ハナ肇と植木等と、ひとこと、会話をかわすだけというのもあったと記憶しています。

市川雷蔵は、長谷川一夫の闇太郎に憧れる昼太郎という役で、勝新太郎も闇太郎を慕っているような役でした。
大映の2大スターが、長谷川一夫の300本を祝して花を添えているという感じでした。

音楽は芥川也寸志が担当していて、私はアニメーション映画「千夜一夜物語」のこの人の音楽が気に入っていますが、この映画の音楽は、ヒッチコック監督の「めまい」に似ているような気がしました。
全体的にはジャズ調の音楽で、長谷川一夫さえ見せておけば、好きなようにやってくれというような自由さを感じてみたりもしました。

日本の映画界の黄金期に人気を博した大スターの映画として、この「午前十時の映画祭」に入れられたのかな?と思ってみたりもしましたが、検索してみたら、原作の小説は昭和10年に朝日新聞に連載されたもので、後の「多羅尾伴内」や「キューティー・ハニー」など、別に隠れた姿を持つヒーロー物の元祖ということで、そこに歴史的な意義があるからかもしれませんね。

それが、売りであることは、ことさらにタイトルに「変化」とうたわれていることからも伺えますね。

時代劇マンガ「虫侍」を描く際に、夜景の描写にこだわったところがありました。
江戸時代、街灯などないので、夜の暗さはどんなものなのか、気になるところがありました。
かといって、人物以外を真っ暗にするのはいかがなものかと、線を細かく重ねて夜景を描きましたが、この映画は、人物以外は真っ暗な画面が続き、そこを興味深く観ました。

昔の日本映画で、美男といわれた俳優を観ていると、現在とは違って、太っているなと思うことがあります。
恰幅がいいというやつですね。

この映画の長谷川一夫は二重アゴに見えました。

実年齢は、50歳台だったようですが、若い若尾文子さんから慕われる設定で、やはり、そこにも、300本記念の祝福を感じましたが、その年齢で女形の発声をされます。
小梅太夫を思い出してみたりもしました。

マツコ・デラックスで、リメイクなんていうことを思ってみたりもしました。

この上映館の観客は、爺さん婆さんばかりでした。
若かりしころ、長谷川一夫に心をときめかせたであろう、おばあさん、こんなことを書いて、失礼しました。

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「午前十時の映画祭」は、TOHOシネマズなんばの本館から離れた別館のほうで上映されています。
by hitcity | 2017-05-17 16:21 | Comments(0)
   

高木ひとしのブログです。ツイッターもやっています(高木ひとし@ hithitcity )。連絡事項のあるかたは非公開チェックのうえコメント欄を利用していただくかツイッターでお願い致します。
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