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> メモ帳
「クボ」と「ゴルゴ13展」と「大橋裕之展」【7】
●11月27日の月曜日の休日【7】

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堺筋本町のギャラリーPulpでの「大橋裕之展」を見たあと、駅に向かって歩こうとしていたら、なんとなく見覚えのある町並みに思えてきて、もしかしたら大阪写真会館のある南船場が近いのでは?と、そんな気になり、行ってみようと思いました。

広告会社に勤務していた時代、社長が設立メンバーの独りであった大阪手作りカメラ倶楽部に入会していて、関西ステレオ写真同好会にも一緒に所属していた でじまるさんと屋我平勇さんも入会されていて、月に一度の土曜日に、大阪写真会館の会議室で開催される例会に、皆で参加していました。

例会のあとに喫茶店に寄ろうと、店を探してウロウロしていた時に目にしていた景色のように思えてきたのです。

あちこち歩きまわったあげく、結局、スマートフォンで地図を確認することになりましたが、大阪写真会館の近くまで行くことができました。

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じつは、大阪写真会館の向かいに、貸本マンガの日の丸文庫が入っていた安二ビルの場所があったので、近くまで来たのなら、久しぶりに寄ってみようかという気持ちになったのでした。

このブログでも何度か安二ビルについて書いていました。

いつだったか、安二ビルに入っていた会社に何十年か勤務していたというかたから、その会社の社史の本を発行することになり、安二ビルの写真を探していたら、私のブログにたどり着いたとのことで、その写真を使わせてほしいというメールをいただいたことがありました。

私のブログの写真より近くから撮影された写真を載せているかたのブログを見たことがあり、私のを使ってもらっても構わないけれど、そちらの写真のほうがいいのでは?というような返事メールを送らせてもらいましたが、私の写真には、安二ビルの手前に日進堂という文具店が映っていて、その文具店と関係があるので、この写真を使いたいとのことでした。

この写真の左の建物の下の赤い看板に「日進堂」とあり、今も営業されていることに安心した気持ちになりました。

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以前にも近くまで来たので、安二ビルを見に来たことがあって、その際には、安二ビルはなくなり、駐車場になっていました。

大阪写真会館の1階が家具屋になっているのを、その時に知りましたが、その家具屋は継続して営業をされているようです。

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大阪写真会館を入ったところに、私が描いた絵が使われた看板が置かれていましたが、それがなくなっていました。

私が勤務していた広告会社の社長とも知り合いのかたで、花屋を経営していて成功し、大阪写真会館の中にクラシックカメラ専門店をオープンさせた人がいて、カメラコレクター相手のミニコミ誌に広告を載せるというので、その広告を晩御飯をおごってもらって制作したことがありましたが、その際、その店主の似顔絵を広告の中に描いていました。

広告会社が廃業し、大阪手作りカメラ倶楽部とも大阪写真会館とも縁がなくなりましたが、何年か経って、通りがかったので、大阪写真会館に入ってみたら、私の絵が看板になっていたので、たまげました。

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この写真が、その看板が存在していたころに撮っていた写真で、このブログ以前に、ミクシィで日記を書いていた時に載せていました。

安二ビルの日の丸文庫に足を運ばれていた貸本マンガ家出身の、みやわき心太郎さんと五十嵐幸吉さんから、その日記に対してのコメントで、日の丸文庫についての貴重な思い出話を教えていただいたので、このブログに、そのミクシィの日記を再録したことがありました。

●ミクシィの日記・2006年8月5日
「日の丸文庫から20メートル離れて」
http://hitcity.exblog.jp/7416423/

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マンガ愛好家の集うサイト「誘蛾灯は引き出しの中」の掲示板で交流を持たせてもらっていた神奈川在住の誘蛾灯さんと大阪在住の入江さんと安二ビルを見に行った際にも、大阪写真会館の私の絵の看板を見てもらいました。

その前年に、誘蛾灯さんと入江さんとマンガ研究家の想田四さんと安二ビルの前まで行きましたが、その時は看板のことは知らず、大阪写真会館には入りませんでした。

服部緑地野外音楽堂の「春一番コンサート」を誘蛾灯さんは2年連続で観に来られ、2年連続で、安二ビル前にも行ったわけでした。

1コママンガ専門誌「EYEMASK」の編集発行人の神奈川在住の野谷真治さんが大阪に来られた際には、安二ビルの1階に焼肉店ができていて、そこで食事をし、大阪写真会館の中の看板も見に行きました。

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堺での「文学フリマ大阪」に東京在住の川勝徳重さんが来られた際、前日に、塩崎おとぎ紙芝居博物館に行ったり古本屋まわりをしましたが、そのあとで、安二ビル前に行く予定にしていました。

その前に行った まんだらけ大阪店で、偶然に屋我平勇さんと宇原泰年さんと出会い、長時間、話し込むことになり、行く余裕がなくなりました。

おふたりとも、マンガ同人会もののけ出身で「月刊漫画ガロ」に作品を発表され特集もされていて、安二ビルに行くより貴重な時間を持つことができたと思います。

安二ビルなら、いつでも行けると思いましたが、そのあとで行った際には建物はなくて駐車場になっていたので、その時に行ってみても安二ビルはなかったかもしれません。

大阪写真会館の中の貸しスペースの案内を見て、川勝徳重さんは貸本マンガの研究家でもあるし、日の丸文庫の跡地のそばのそのホールで講演会と作品展を開催されるのもいいかなと夢想してみたりもしました。

新大阪駅から地下鉄・御堂筋線1本で、心斎橋駅下車で、徒歩ですぐの場所にあります。

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安二ビルがなくなったあと、駐車場になって使用されているようでしたが、この日、行ってみると、駐車場でもなくなったみたいです。

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私が見ていた安二ビルは、建て替えられたもののようで、「劇画バカたち!」(松本正彦)や「劇画漂流」(辰巳ヨシヒロ)に登場していた、日の丸文庫が入っていた頃の建物は、こんなふうだったようです。

私が見ていた安二ビルの写真は、辰巳ヨシヒロさんの自叙伝「劇画暮らし」の中に載ってもいました。

「劇画バカたち!」(松本正彦)は、「ビッグコミック」の季刊のような増刊号に掲載されていて、その当時から熱烈に好きなマンガでした。

「ゴルゴ13」のB6サイズの総集編の増刊号に「劇画バカたち!」の最終話が掲載されたことがあることを「誘蛾灯は引き出しの中」のサイトの掲示板で知り、入手したこともありました。

松本正彦さん、辰巳ヨシヒロさん、さいとう・たかをさんが主人公の「劇画版まんが道」「劇画版トキワ荘物語」といえるでしょう。

SMAPのメンバーでの映画化を配役を考えて夢想したこともありましたが、解散のため、実現しないようになりましたね。

松本正彦(草なぎ剛)、辰巳ヨシヒロ(香取慎吾)、さいとう・たかを(中居正広)、桜井昌一(稲垣吾郎)、佐藤まさあき(木村拓哉)。

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誘蛾灯さんと入江さんと2年続きで、安二ビルに行ったのは、2年目、私が創設を企画した「劇画工戻」の発足式を、ここで行いたいと思い、誘蛾灯さんと入江さんに御協力を仰いだからです。

「劇画工房(げきがこうぼう)」ではなく、「劇画工戻(げきがこうもど)」です。

昔に戻って、昔の貸本マンガのような感じのものを描きたくなり、そんなことを思いついたのでした。

日の丸文庫の跡地での発足式がふさわしいと思いました。

単なる思いつきというか、余興のようなところもありましたが、のちに「怪奇劇画短編誌・蝸牛(かぎゅう)」の創刊号に発表した「わたしの人形」や第2号用に描いた「虫侍」が該当するような気がしないでもないですね。

●安二ビル前で発足式 2009.5.16.
http://hitcity.exblog.jp/11085740/

市バス・地下鉄共通1日券の印字を見たら、地下鉄・心斎橋駅が午後4時3分、住之江公園駅が午後4時26分。

地下鉄・住之江公園駅のバスターミナルからバスに乗って5分ほどで家に到着することになります。

というわけで、11月27日の月曜日の休日、【1】から【7】まで書いてみました。


# by hitcity | 2017-12-18 17:23 | Comments(0)
「クボ」と「ゴルゴ13展」と「大橋裕之展」【6】
●11月27日の月曜日の休日【6】

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大橋裕之さんのツイッターで、堺筋本町のギャラリーPulpというところで作品展が開催されることを知りましたが、そもそも、ギャラリーというのでしょうか画廊というのとは無縁で、極々たまに伺う程度で、大阪の画廊に入ったことがあるのは10軒にもならないのではと思うぐらいで、そのギャラリーの存在は知りませんでした。

Plupは、1階が飲食店で、飲食のスペースに入る手前に階下に降りる階段があって、その地下がギャラリーのスペースとなっています。

今まで入った画廊の中で、最小のスペースのように思え、面白く感じました。

テーブルのノートパソコンに向かって椅子に腰かけている男性が画廊主のかたでしょう。

若い女性が作品を見に来ていて画廊主のかたと喋っています。
その女性は、大橋裕之さんのことは御存知ないようでしたが、テーブルに置かれた大橋裕之さんのマンガの本を手にして読んでみて、面白い、その本を買うと言いましたが、置かれている本は展示用らしく、画廊主が売っていないことを伝えておられました。
女性は本屋に買いに行くと言っていました。

女性が退出されて、私ひとりになったところで、画廊主のかたに写真撮影をしていいか尋ねてみました。

11月17日の金曜日の午後7時から、オープニングイベントとして、大橋裕之さんと柴田聡子さんによるトークショー、柴田聡子さんのミニライブが開催されるとのことで、行きたいとは思いましたが、翌日も午前1時半起床で勤務のため断念しました。
以前のように土曜日が休日だったら行っていたことでしょう。

このスペースで、そういうイベントが可能なのか?と思い、画廊主のかたに尋ねると、この建物の2階に、そういうスペースがあり、そこで開催されたそうです。

私は、大橋裕之さんの「シティライツ」を読んでファンになり、ナンバで開催された大橋裕之さんとレイザーラモンRGさんとのトークショーに行ったことがあると言うと、画廊主のかたも行っておられたそうです。

2012年5月23日に「シティライツ2巻発売記念イベント」として、難波Meleで開催された「大橋裕之とレイザーラモンRGの大阪シティナイツ」というイベントでした。

「月刊漫画ガロ」を発行していた青林堂にマンガの持ち込みをしたレイザーラモンRGさんが、長井勝一さんから、好きなマンガを模写しなさいと言われ、模写した「ねじ式」(つげ義春)の街中の汽車の1ページをイベントで披露されていました。

大橋裕之さんは、「ヤングマガジン」の「ギャグ大賞」で佳作入選されたとかいう4コマ漫画の原稿を披露されましたが、今と違って、普通にキチンと描かれたマンガでした。

1コマ漫画専門誌「EYEMASK」の編集発行人の野谷真治さんの神奈川のお宅に泊めていただきに行った際、東京のタコシェに連れていってもらい、何冊か同人誌を購入、大橋裕之さんの「週刊オオハシ」というのが面白そうだったので購入しましたが、その時には、のちに再会する「シティライツ」の絵になっていました。

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「大橋裕之の1P(ワンピー)」は、サイン本を茶屋町の丸善&ジュンク堂書店で購入していましたが、1ページで完結するマンガばかりの作品集で、適当に開いたページのマンガを少し読みましたが、どのページのマンガを見ても独創的で面白く感心してしまい、もったいなくて、なかなか読了する気にはなりません。

「シティライツ」の時も思いましたが、この人は天才なんじゃないかと思ってしまいます。

生原稿が展示されていますが、文字を書き直した箇所が、けっこうありました。
自分の手帳にメモしていて、間違えたら、黒く塗りつぶして、その横に新たに文字を書いてみるという気楽な感じなのです。

テーブルに見本に置かれた本を見たら、書き文字ではなく、印刷用のフォントになっていました。

同じように絵の線の間違えたらところも、何ヵ所かあり、間違えた線に小さく×を描き、その横に新たな線を描かれています。
普通、修正液で間違えた線を白く塗ったりするものだと思うのですが、それはされていません。

「ヤングマガジン」の「ギャグ大賞」に投稿されていたキチンとした絵の時は、そうしたこともされていたでしょう。

大橋裕之さんのマンガには、よく笑わされます。

この軽みを感じさせる絵だからこそ笑えるのかな、同じ内容のコマ割りであっても、キチンとした絵で描かれたマンガであったら、こうして笑えたものかな?と思ってみたりもしました。

軽みのあるギャグは、軽みのある絵でこそ、効果があるのかもしれませんね。

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展示された生原稿の間違えて×印をつけられた線は、本ではどうなっているのか、画廊主のかたに尋ねてみたら、本では、消されて修正されているとの御返事でした。

上の写真の左のページの1コマ目のフキダシの下のほうに黒インクの汚れがありました。

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帰宅して、そのページを見たら、インクの汚れは消えていました。

更に、アミのスクリーントーンが貼られていました。

「シティライツ」のあとがきだったかで、スクリーントーンを女性のかたが担当されているとのことで、何かで情報を得て、そのかたの読み切りマンガが雑誌に掲載されているのを、一度、見たことがありました。

そんなことを画廊主のかたに言うと、その女性のマンガも単行本が出ていて、面白い作品だと教えてくださいました。

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私のあとに、ひとり男性客が来られました。
階段で、振り返って、もう1枚撮影。

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入った時には開いていた1階の玄関のドアが閉まっていて、飲食店内にいる感じがヒシヒシと伝わってきて、何か食べなくてはいけないような気になりましたが、空腹でもないし、帰宅後、家で食べるつもりでもあったので、外に出ました。

「大橋裕之展」で展示、額装された小さな作品が、5千円の値段がついていて、売約済みの印がつけられていました。

経済的状況からして、作品は、もともと購入するつもりはありませんでした。
無料で拝見でき、勉強にもなりましたし、ありがたったです。

スマートフォンの保存写真の時刻表示を確認してみたら、午後3時12分から、午後3時26分まで、「大橋裕之展」を鑑賞していたようです。

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初日に大橋裕之さんとトークをされ、ミニライブもあった柴田聡子さんのことは知りませんでした。

検索してみたら、翌日の11月18日の土曜日、複数のアーティストが出演されているイベントに参加されているようでした。

北加賀屋の倉庫跡地に大型現代美術品を保管している場所があって、2014年から、毎年11月に、そこでイベントが開催されているようです。

我が家と同じ区にあり、自転車で15分ぐらいのところかな、滅多に行かないところで(何年か前、その近くの病院に入院したことはありますが)、そういうイベントが開催されていることは、ちっとも知りませんでした。

柴田聡子さんが出演されていたのは、「おもフェス—FESTIVAL OMOIDE—」というもので、次のサイトで紹介されていました。

MASK Open Storage 2017—見せる収蔵庫—
「クリスピーな倉庫/クリーミーな部屋
2017年11月3日(金、祝)-11月26日(日)

http://www.art-it.asia/u/admin_ed_pics/W45anRsPGM390Hpg1o8I


後日、【7】に続きます。


# by hitcity | 2017-12-17 18:16 | Comments(0)
「クボ」と「ゴルゴ13展」と「大橋裕之展」【5】
●11月27日の月曜日の休日【5】

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大阪文化館の「ゴルゴ13展」で生原稿の展示を拝見し、感心したことを、あと少し書かせてもらいます。

「ゴルゴ13」の各回のタイトル、太いゴシック書体でページの半分を占めるような大きさでデンッ!とありますが、あれは写植じゃなくて手で描かれているのですね。

それから、章ごとに、小見出しとして、ゴシック書体の斜体の文字がありますが、写植でもよさそうなのに、それも手描きでされているものでした。

私もデザイン会社で、曲線定規や円定規を使って、そうした文字を描いていた経験がありますが、昔は、雑誌にも、そうした文字描き、レタリングの通信教育の広告がよく載っていました。

「ゴルゴ13」の小見出しの文字が、そうして定規を駆使して、濁点なら、黒インクで塗られた部分の、その中央にポスターカラーの白色で線を引かれているのですが、熟練の技という感じでした。

現在ではパソコンでされている作業で、レタリングの仕事など見る機会がありませんが、その手作業の技術を目にすると、しみじみと感動するところがありました。

あと、「ゴルゴ13」の生原稿では、アミのスクリーントーンをカッターナイフで削った箇所が多くありますが、それも熟練の技と思え、感心しました。

つい、削りすぎたり、なかなか難しいものですね。

さいとう・たかをさんの自画像が、さいとうプロのマークになっていますが、原稿用紙は、薄い水色の枠線が印刷されていて、そのマークが、紙の上のほうでは枠外で中央で逆さまに、紙の下の中央では枠外で、そのままに印刷されていて、上下どちらでも使用できるようになっていることに感心しました。

市販のマンガ原稿用紙で、うっかり上下逆に使ってしまうことがあります。

市販のマンガ原稿用紙より良い紙のように思えました。
ケント紙のように見えたのですが。

あっ、それから、近所の理髪店2軒の入り口に「ゴルゴ13展」のポスターが貼られているのを見たことも書き記しておきましょう。

さいとう・たかをさんは大阪で理容師をされていたので、理髪店の組合で応援をされていたりするのでしょうね。

大阪市バスと地下鉄の1日乗車券の印字を見たら、地下鉄・大阪港駅が午後2時39分、堺筋本町本町駅が午後2時56分となっています。

大阪港駅から奈良方面に向かう地下鉄・中央線で5駅の本町駅で、御堂筋線か四つ橋線に乗り換えて帰宅するところ、中央線にそのまま、もう1駅分乗り、堺筋本町駅で下車、「大橋裕之展」に向かうことにしました。

下車して、地上に出たら、午後3時6分。

オフィス街ですが、サンタクロースが乗ったゴーカートが走っていました。

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マンガ「シティライツ」を読んでファンになった大橋裕之さんをツイッターでフォローしていたら、堺筋本町のギャラリーPulpというところで、11月17日(金曜)から27日(月曜)まで、大橋裕之さんの作品展が開催されるとの告知があり、行ってみることにしました。

「ゴルゴ13展」とともに先週の20日の月曜日の休日に行きたかったのですが、近所の医院に月に一度、血圧の薬をもらいに行く日になっていたので、いずれも最終日になってしまいました。

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ホームページでの、その「大橋裕之展」の告知です。

http://pulpspace.org/post/167262697209/amp?__twitter_impression=true

後日、【6】に続きますが、それまでに目を通してくださればと思います。

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# by hitcity | 2017-12-13 17:58 | Comments(0)
「クボ」と「ゴルゴ13展」と「大橋裕之展」【4】
●11月27日の月曜日の休日【4】

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「ゴルゴ13展」は「ゴルゴ13」の展覧会ですが、会場の最初の展示品のみが「ゴルゴ13」ではありませんでした。

2015年に小学館から再発行された、さいとう・たかをさんによる「007シリーズ」の本が4冊展示されていて、さいとう・たかをさんによる、これで自分の作品が完成したと思いましたというようなコメントが添えられていました。

この作品が、私が、さいとう・たかをさんのマンガに初めて触れたものだったように思います。
「劇画」という言葉も、この作品で知ったような気がします。

小学館が「小学1年生」から「小学6年生」という学年別の月刊誌を出していて、中学生になれば「ボーイズ・ライフ」、という広告を見た記憶がありますが、高校生あたりが対象の記事や小説など写真と文章が中心の雑誌で、連載マンガがストーリー物が1作、ギャグマンガが赤塚不二夫さんのものが1作、掲載されていた記憶があります。
兄が購読していたのを私は小学校の低学年のころから手にしていました。

「片目猿」(横山光輝)、「007シリーズ」(さいとう・たかを)、「Zと呼ばれる男」(佐藤まさあき)、「ズベ公探偵ラン」(篠原とおる)、「挑戦野郎」(さいとう・たかを)、「幕末工作人からす」(さいとう・たかを)が連載されていた記憶があります。

子供向きと大人向きばかりで青年向きの雑誌がないところ、貸本マンガ家は少年誌に少年向きにマンガを描いていた中、青年向きのマンガが発表される場だったと思います。

小学館が青年向きの雑誌を発行しようと、「ボーイズ・ライフ」を廃刊し、そのスタッフで「ビッグコミック」を創刊しようとすることは、「ビッグコミック創刊物語」という本で読んだことがあり、「007シリーズ」が「ゴルゴ13」につながっている感じは、当時からの読者としては理解でき、「ゴルゴ13展」のはじめに「007シリーズ」が展示されていることに、私は納得できました。

私が小学生のころに新書判コミックスが発行されはじめ、小学館で、最初に出ていたのが、「手塚治虫全集」や「忍者武芸帳」(白土三平)と、この「007シリーズ」でした。

今の小学館文庫ではなく、マンガ専門の文庫本として小学館文庫が出ていたことがあり、その時も「007シリーズ」が刊行されていました。

それぞれで揃えていました。

1昨年から刊行された「007シリーズ」も揃えてみたいところですが、「死ぬのは奴らだ」「サンダーボール作戦」「女王陛下の007」「黄金の銃を持つ男」のうち、「黄金の銃を持つ男」しか持っていません。

上の写真が、それですが、1ぺージが4段のコマ割りで、その1コマに全身が入って描かれている構成と、シャープなGペンのタッチには、しびれてしまいます。

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「ゴルゴ13」の生原稿の展示は、60ページ分ほどあったようです。

1ページごとの展示の間隔が、1メートル以上はあって、ゆったりと見ることができました。

額装されていて壁に掲げられていて、正面から目の前にして見ることができます。

まず、「ゴルゴ13」の連載第1回目のカラーページの展示がありました。

「ビッグコミック」が創刊されたのは、私が小学生のころで、当初は角背の月刊雑誌で、さいとう・たかをさんは「捜し屋はげ鷹シリーズ」という日本を舞台にした連作を発表されていて、私はその作品が好きで、「ゴルゴ13」に変わった際には、ガッカリしたものでした。
今も、「ゴルゴ13」より「捜し屋鷹シリーズ」のほうが好きですね。

ところが、このゴルゴ13の登場シーンにはひかれました。

この写真は、グッズ売場で購入した絵葉書ですが、この生原稿の前からは、なかなか離れることはできませんでした。

次に移動しても、また戻り、また何枚分かの生原稿を見ては、また最初のこの生原稿を見に戻ったりしました。

同じ絵のコマが3コマ続いているのですが、コピーではないようなのに、ソックリそのままの絵のように見えます。

顔自体、コピーを切り貼りしているような感じもありますが、紙の盛り上がった様子や作業のあとが見えません。

ゴルゴ13の脚の陰影を描いた細い線、7本ほど、同じようで微妙に違います。
しかし、全体像は、ピタリと3コマとも同じで、ここまで同じように描くことができるのか?と、何度も見なおしに戻ることになりました。

今さら原画展に行ってもなぁ~という気分もあって、最終日になってしまいましたが、やはり、行ってみようという気になったのは、ミリペンの登場以来、さいとう・たかをさんは、Gペンをやめて、ミリペンで描かれているとのことで、テレビの「漫勉」でも、そうして描かれていましたが、生原稿で見たら、どんなものだろう?と、その興味で見に行きたくなったのでした。

1970年代はGペン、1980年代はGペンとミリペンが混在、1990年以降はミリペンと、生原稿を拝見して確認しました。

ミリペンでも、こういうタッチが出せるのかと、さいとう・たかをさんの仕事場の机の再現コーナーがあり、置かれている道具を見てみたりもした結果、コピックのミリペンだと思えました。

0.5ミリとか、各種の太さのものを使われているようです。

出口付近で、さいとう・たかをさんのインタビュー映像を拝見しました。

さいとう・たかをさん御自身も脚本を担当されている回があって、それは女性が絡んだロマンチックなものになると、その回の生原稿の展示もありましたが、さいとう・たかをさんが脚本を担当される時の別名が「沖大吾」だったかな、だそうで、そのことを初めて知りました。

そういえば、小池一夫さんは、小池一雄さんとして、さいとう・たかをプロで脚本を担当されていたので、初期のゴルゴ13の設定に関わっておられるのでしょうが、そのことは世間では知られないような気がしますね。

私の中学時代、「週刊少年サンデー」に貸本マンガのリメイクとして連載されていた「デビル・キング」が私は好きなのですが、このリメイク版の脚本担当のスタッフ名に、小池一雄さんの御名前があったと記憶しています。

「ゴルゴ13」の総集編の増刊号として、B6サイズとB5サイズで、各種、何百冊という感じで発行された本が、ズラリと表紙を見せて展示されているのは壮観でした。

B6サイズのほうは、かなり長期にわたって購入しつづけましたが、解説文に「創刊号は定価150円だったが今では数万円の値段がついている」とありましたが、その号も、家のどこかにはあります。

この増刊号には、「ビッグコミック」の新人賞の投稿作の佳作入選の作品が、けっこう掲載されていて、異色作もあって、それを見るのも楽しみでした。

第5集の表紙は、ゴルゴ13の後ろ姿の上半身を油絵で描いたもので、印象深く記憶に残っていましたが、さいとう・たかをさんが描かれた油絵で、それが展示されてもいました。

「ゴルゴ13」用に海外で撮影された風景などの写真が貼られたスクラップブックや整理用のカードも展示されていて、興味深かったです。

あと、大勢のマンガ家が、さいとう・たかをさんに贈られた絵入りの寄せ描きの展示もありました。

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別室に、どこかのサイトで発表されるらしいですが、「ゴルゴ13」の好きな回のアンケート募集があり、気になる第1ページのあった第1話の「ビッグ・セイフ作戦」と書いて投票しました。

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「ビッグコミック」に掲載されたものの、総集編の増刊号にも単行本にも収録されなかった回があって、表紙のみ展示されていましたが、只今発売中でコンビニで購入した「昭和の不思議101/隠微された昭和アイドル真相解明号」で紹介されている「封印された漫画」の11作品の中にありました。
イランのホメイニ師が登場する回とのことです。

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グッズ売場で、様々な「ゴルゴ13」グッズが販売されていました。

展覧会の図録は、ほとんどが秋本治さんのインタビューで占められている感じの、図録としては小さなサイズのもので、2000円するようでした。

ゴルゴ13の目が印刷されたアイマスクがあって、これは面白いと思いましたが、1500円となると、う~ん…と考えてしまいました。
アイマスクを付けてみても自分で見て面白がることもできませんし。

生原稿の展示で気になった第1回目の最初のカラーページが、小さなマッチ箱ぐらいの大きさになったマグネットカード(冷蔵庫に貼りつける)があり買おうかと思いましたが、絵葉書のコーナーがあり、そのページの図柄のものがあったので、それを購入することにしました。
1枚、100円でした(税別だったかな)。

大阪文化館を出たら、午後2時20分になっていました。

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後日、【5】に続きます。

# by hitcity | 2017-12-12 17:02 | Comments(0)
「クボ」と「ゴルゴ13展」と「大橋裕之展」【3】
●11月27日の月曜日の休日【3】

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大阪文化館の「ゴルゴ13展」のチケット売り場の横に、こういうのがありました。

ジュンク堂書店のレジで入手したシオリの割引券を持参したので、当日券1500円から100円引きになりました。

この絵柄のシオリでした。
シオリは返却されるので何度でも利用できますね。

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入場入り口の手前のフロアに、さいとう・たかをさん宛の花が飾られていたので、誰から届いているのか、あとで確認しようと、全部、スマートフォンで写真撮影をしました。

小学館の社長とか局長とか各部署からや、会社名と肩書きのかた以外で、個人名で贈られているかたは、次のかたがたでした。

花の並び順です。
敬称略で失礼します。

小栗旬・ながやす巧・やまさき拓味・小山ゆう・バロン吉元・一峰大二・浦沢直樹・川崎のぼる・永井豪・やまさき十三・北見けんいち・松本零士・ちばてつや・藤子不二雄A

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「ゴルゴ13」の原画の展示が続いたあと、モデルガンの展示が続きました。

ライフル銃のような大きなものが主で、30挺ほどが展示されていたと思います。

ゴルゴ13が、その銃を手にしているコマの絵が、拡大してパネルに印刷されていて、手前のモデルガンが、どのように作品に描かれているのを確認することができて、興味深く拝見することができました。

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女性の係員に声をかけられました。

銃が2挺、台の上に置かれていて、構えたところを写真撮影してもらえるとのこと。

高層ビルの絵が拡大されたパネルに向かって銃を構えますが、照準スコープを覗くのですが、右目で覗くことになり、左目が利き目の私は照準が合わせにくかったです。

高層ビルの中の窓ガラスの向こうの男性の絵に照準が合いかけましたが、銃を少し構え直したら見失ってしまいました。

スマートフォンを女性係員に手渡すと2枚撮影してもらえました。

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銃は、けっこう重たかったです。

会場には、単独客の男性が10人ほど、女性客が2名で、うち1名はカップルで来られているという感じで、中年以上という年齢層だと思えました。

そんな具合で、ゆったりとしていて、このあたりに人はいなくて、もう一度、位置を変えた場所で構えたところを2枚撮ってもらいました。

このあと、単独客の男性がふたりやってきて、それぞれ写真を撮ってもらっていました。

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テレビで、さいとうプロダクションが紹介される際、応接室にあるゴルゴ13の実物大(?)の像が必ず映っていますが、その像が展示されていました。

さいとう・たかを作品が並べられた本棚も展示されていました。

スマートフォンに写真保存をしているので時刻確認をしてみたら、入り口前の胡蝶蘭を撮ったのが午前0時20分でした。

「ゴルゴ13」の刊行物や原画の展示、モデルガンの展示を観たあと、銃を構えたところを撮ってもらったのが、午後1時ちょうどでした。

再び、モデルガンと原画の展示、ゴルゴ13が広告に出演しているポスター(養命酒)、ゴルゴ13が起用されている自衛官募集のポスター、さいとう・たかをさんが麻生太郎さんに贈られたゴルゴ13の彩色画の展示のあと、出口付近に、ゴルゴ13像と本棚がありましたが、午後1時50分になっていました。

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後日、【4】に続きます。

# by hitcity | 2017-12-11 14:41 | Comments(0)
   

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