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コメント欄 2010.11.10.
★×××さん
ひとワク前の回想に登場した、私と同じく、漫画同人会 「もののけ」の新規会員募集に応募した松宮くんが、 夕刊紙の大阪日日新聞社の図案部に勤務していて、 それが縁で、私も、そこで、アルバイト勤務をしたことがありました。 地下に印刷工場があって、刷り上った新聞を運び梱包し、 トラックの助手席に乗り、阪神電車などの駅売店、 ひとつひとつに運んでいく仕事。 それが午前中の仕事で、午後になると、新聞の イラストを描いたりしていました。 社会の教科書の新聞のできるまでの図の はじめのほうから終わりのほうまで関わっている ような気分でした。 当時、駅売店に、見出しを謄写版印刷した大きな紙を 貼り出したりしていました。 その作業も、新聞を印刷している横で、社員が 大きな謄写版のセットで作成していましたが、 太い筆で、原紙に文字を書いていて、それを セットして、上からローラーでこすると下の紙に 写しだされました。 あれは、どういう具合になっていたのかなぁ~? 何かの薬品を使用していたのかな? 自分が、謄写版で、墨ベタ部分を作る場合は、 鉄筆の線のかたまりとしてベタ部分を作っていましたが~。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 当時、大阪日日新聞には、雑誌の1ページのマンガを 上部の隅に収めるかたちでの連載マンガが、毎日、あって、 牛次郎さんが原作で、桑田二郎さんの作画のものでした。 その連載が間もなく終わるということで、松宮くんが 上司に、川崎ゆきおさんの連載マンガを提案、 川崎さんが面接に来られたことがありました。 今も、図書館で、全国各地の新聞を見ると、あちこちの 別の新聞に同じマンガが掲載されていることに 気がつきますが、その牛次郎さんと桑田二郎さんの マンガも、同様で、全国各地の夕刊紙に掲載されている とのことで、大阪だけで判断はできない~とか、 川崎さんのマンガは読者対象が若者でしょう~とか言われて、 連載は、かないませんでした。 牛次郎さんと桑田二郎さんのマンガの原稿料は、1日分 1万円ということで、当時、かなりの高額だったので、 その仕事が、川崎さんに入ればなぁ~と、松宮くんが 尽力したのでした。 連載が決定されたら、当然、主人公は、猟奇王だろうなぁ~ と、私も夢想していたものでした。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 猟奇王の1ページマンガの連載は、大阪のタクシー会社が 発行している小冊子(月刊?)に連載されていたことがありました。 乗ったタクシーに置かれていて、無料配布されという形態で、 川崎さんから直接もらった号もありましたが、一度だけ、 それが置かれたタクシーに乗って、もらったような記憶があります (そんな気がするだけかな~?)。 そんな形態の雑誌に連載マンガを発表されても、誰も、 通して読むことはできないのでは? その連載マンガの「猟奇王」は、「猟奇王大全」には 収録されていなかったような気がしますが(?)。 あと、収録されていないのでは、週刊誌の「平凡パンチ」で 中田潤さんが、1ページのコラムを連載されていて、 その中に、猟奇王と忍者の会話だけの4コママンガが 収められての(新聞の感じですね)連載というのがありましたが、 目次などに、その存在が表記されているわけでもなく、 入手は困難かもしれませんね~(?)。 それで初めて中田潤さんの存在を知り、ずっとのちになって、 野球選手の新庄剛志さんに関する本を出された際、 懐かしくて購入したことがありました。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 大阪日日新聞社の資料室に置かれているスクラップブックに、 学生時代に手塚治虫さんが連載されていたという4コママンガが、 新聞から切り抜かれて(かなり紙が変色していました)、ズラリと 貼られているのを見せてもらったことが、いま、この文章を 書いていて思い出したので、付記しておきます。
by hitcity
| 2010-11-10 17:51
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by hitcity
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