★又六さん
志賀直哉さんの「剃刀」は、何かのアンソロジーに
収録されていましたが、怖そうなのでとばしました。
「昭和文学全集」の志賀直哉さん収録の巻には、
志賀直哉さんによる「創作余談」というのが収められて
いますが、「似た材料の詩がビアズレーにあるという
話を後に聞いた。」と書いておられます。
理髪店の剃刀を題材にした小説では、
「エラリー・クイーン/日本傑作推理12選 (1)」
に収録されている西村京太郎さんの「優しい脅迫者」が
印象に残っています。
この「昭和文学全集」(第3巻)は、大阪中央図書館で
借りて、武者小路実篤さんの小説「井原西鶴」を
コピーをとりましたが、行方不明になりました。
ヤフーオークションで、今年、1230円で購入しました。
地下鉄に乗って図書館に行きコピーをとるより安く
つくような。
本屋に置かれているものよりも美品でした。
井原西鶴が主人公の捕物帳の思い付きがありまして、
まず、描くことはないとは思うのですが、一応、西鶴の
登場する小説は、興味があって、読みたくなります。
図書館で借りて以降、水上勉さんの「宇野浩二伝」を
読み興味を持った(「苦の世界」だけ読んでいましたが)
宇野浩二さんの収録巻でもあり、よかったです。
このまえ、サントリーミュージアム・アイマックスシアター
で上映された映画のポスターの写真を紹介させてもらい
ましたが、次の写真を加えると、全上映作品紹介に
なりますので、追加させていただきます。
この写真の中では、「マトリックス2」は一般映画館で
しか観ていませんが、ほかの映画は、このアイマックス
シアターまで観に行きました。