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「無用ノ介」 2011.10.3.
コンビニで、「無用ノ介」を発見。 小学生の頃、「週刊少年マガジン』連載時に、毎週、拝見、 講談社から出た新書版コミックスも全巻揃えていました。 当時のマンガの、このテンポが好きでした。 そのマンガのテンポが、その後、マンガから消えていったような 気がしてならなくて、その理由を考えてみたりしていました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 先日、まんだらけ梅田店に行った際、棚に並んだ「週刊少年ジャンプ」 を見ていると、石油ショック直後から、それまでの半分ほどの 雑誌の厚さになっていました。 現在の「週刊少年ジャンプ」と変わらないほどの厚さから、 紙質は同じで、「月刊漫画ガロ」ほどの厚さに。 その際、ページ数が減少したことにより、あまりページ数を とらないようにと、マンガのテンポが違ってきたような気もしました(?)。 その後、小池一夫さんが、劇画村塾で、マンガのコマの省略を指導、 タバコを取り出すコマは不要、次のコマで、口にタバコをくわえて いると、ポケットからタバコを取り出し火をつけるなどのコマは 省略できるということを、私も、神戸教室で拝聴したことがありました。 その小池一夫作劇法が定着していったことが、更に、マンガから ゆったり感が遠ざかる原因になったような気もしていました(?)。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 今回、「無用ノ介」を、何十年ぶりかで再読して、もうひとつの 理由が思い浮かんできました。 「無用ノ介」は、子供マンガなのですね。 それ以前の、例えば、横山光輝さんの「伊賀の影丸」などの ストーリーマンガなどと同じような内容量、それを、多くのコマを使って 映画的に見せようとされています。 そこに、私は、ゆったり感を抱き、それが、私好みでもあったわけですね。 それが読者対象を、子供だけではなくて、もっと上の年齢層だと 意識することによって、もっと、物語は複雑にせねばならないと いうことになり、この物語では、ここまで、ゆったりと ページ数は取ることができないということになったのでは? まぁ、当時のマンガの持つ、ゆったり感といったものが、いつの頃からか 消滅してしまったと思っているのは、私だけかもしれないですし、 勘違いなのかもしれず、あまり本気で聴いてもらわなくてもいいような気も していますが、そんなことを、今回、思ったので、とりあえず、ここに 書いておくことにしました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ この「無用ノ介」は、さいとうプロに、小池一夫さんが脚本家として在籍 していた頃の作品ですね。 小池一夫さん的な薀蓄を披露される箇所、多々、見受けられました。 黒澤明監督作品「用心棒」の影響が、画面から、ヒシヒシと 感じられました。 「用心棒」のフィルムをつなぎ合わせると、この「無用ノ介」の 映画化もできるのでは?というのは言いすぎでしょうが、「用心棒」の セットは、そのまま使用することはできるように思います。 そうした場面を、いくつか、ここに紹介させてもらいます。 タイトルが段々と大きくなっていく冒頭の場面、こういうコマ割りが 私は好きで、最近のマンガには、こうした、ゆったりとしたコマの流れを 感じられないなぁ~と思っている次第ですが、最近のマンガは 見ていないので、そもそも、それが勘違いなのかもしれませんが? この当時の、さいとう・たかを作品のベンタッチが好きなので、最近の サインペンで描かれたような作品には、ガクッときてしまいます(汗)。 「無用ノ介」は、テレビドラマ化されて、主題歌を美空ひばりさんが 歌っておられたと思います。 それとは別に、「無用ノ介」という曲があって、早川義夫さんや 岡林信康さんのLPレコードに収録されていました。 ここでは、紹介したマンガの場面に合っているような風の音が入っている 岡林信康さんバージョンを紹介させてもらいましょう。 http://www.youtube.com/watch?v=z-Z8FQGtuCc
by hitcity
| 2011-10-03 18:18
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