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> メモ帳
> 「かわいそうだね?」(綿矢りさ)読了      2011.11.5.
「かわいそうだね?」(綿矢りさ)読了      2011.11.5._f0151647_16104559.jpg

表題作の「かわいそうだね?」は、今年の2月から5月の間、
「週刊文春」に連載されていた小説で、「週刊文春」は、その頃も
現在も、毎週、購入していますが、掲載されていることに気が
つかないでいました。
目立たないイラストだったのかな?

綿矢りささんの小説は、芥川賞受賞作品として、月刊誌の
「文藝春秋」に掲載されたとき、「蹴りたい背中」を読んだ
ことがあるだけでした。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

「かわいそうだね?」のはじめのほうを読んでいて、あの頃の
生彩さは、どこにいったんだろう~?と、いぶかしく思えてきて、
若干、失望感がありました。

春陽文庫で、昭和30年代、40年代の青春恋愛小説を
読んでいるような気分になってきました。

「蹴りたい背中」は学生生活を描いていて、実体験があるからで、
この小説は、百貨店勤務の女性が主人公で、作者との距離が
あるからなのかな?と思ってみたりもしました。

ところが、途中、恋人の携帯メールを覗き見するあたりから、
生き生きとしてきて、引き込まれていきました。

あとの盛り上がり効果を狙っての、一種のパロディとしての、控えめな
描写だったのかもしれません?

小説の中で、携帯メールの絵文字を見るのは、初めての経験
でしょうか?

東京で共通語を使い喋る主人公のクチから、ラスト、
主人公が、「吉本新喜劇で使われている大阪弁」という、
激しい大阪弁が炸裂!

爽快感がありました。

吉本新喜劇の未知やすえさんの、散々、乱暴な口調で、
相手のヤクザを罵ったあと、一瞬、間を置いて、
「こわかったぁ…」というギャグの逆パターンの展開とも
いえるでしょうか。

映像化するなら、主人公には、吉本新喜劇の宇都宮まきさんが
いいかな?と、思ったのは、まくしたてる大阪弁のことを想像して
ですが、はじめのほうの、おしとやか部分は、うまく演じることが
できるかということが気がかりです。

尾野真千子さんが「火の魚」という単発ドラマで、出版社勤務の
編集者を演じられていましたが、その彼女が、「カーネーション」で、
激しい岸和田弁の女性をされていますが、その両タイプを備えた
主人公のようにも思えるので、尾野真千子さんもいいかもしれませんね?

「火の魚」と「カーネーション」は、脚本、渡辺あやさん、主演、尾野真千子
さんという、同じコンビによる作品なのですね~。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

私は、丸谷才一さんの短編小説の、なるほどガッテン的に、
オチの効いたところが好きなのですが、もう1作収録されている
「亜美ちゃんは美人」のラストに、同様の、なるほどガッテン
を感じ、たいへん面白く読了することができました。

ラストのほうでは、ちょっと、泣いてしまいました。
by hitcity | 2011-11-05 16:09 | Comments(1)
Commented by クリリ at 2011-11-18 23:30 x
「若干、失望感がありました」か・・・

やっぱり・・・、インストールがすごいインパクトありましたからね。
あのイメージからすると、ちょっと物足りない。

そんな綿矢さんの性格とか今後について、記事があるんですね。
http://www.birthday-energy.co.jp/

31歳からが厳しいみたいで、ズバリ『かわいそうだね?』だそうですよ。
社会経験がないから『かわいそうだね?』とも。

厳しいねぇ、世間は。

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