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3/22=1★洞窟からナイアガラ経由で喫茶マロン 3.22.
このブログの基本設定は、広告代理店勤務時代、大散財を していた男が、その会社の廃業後、給料が激減しながらも 早朝勤務を続け、経済状況の苦しい生活を送っているということに、 このごろでは、定着しています。 広告代理店勤務時代、関西ステレオ写真同好会で一緒だった でじまるさんから、ラスベガスで開催される、ステレオ写真 (立体写真)の世界大会に誘われ、行ってみたいけれど、 会社を休めないという理由から、残念!とか言っていたころにこそ、 このブログを書いていたかったものです。 のちに、細かいお金のことばかり、こうして、ブログに 書くことになるとは、思ってもいませんでしたね~。 向かいの家のおばちゃんから、10000円の商品券をいただい たので、それを持参して、きょうの仕事の休みの木曜日、 午前8時すぎに自転車で家を出ました。 最寄の南海電車の駅前の有料自転車置き場に、150円を払って、 自転車を置き、200円の切符を買って、ナンバ駅に。 午前8時45分から10時半頃まで、1日1回、3月3日から 3週間限定で上映されている3D映画 「世界最古の洞窟壁画3D 忘れられた夢の記録」を、 TOHOなんばシネマズまで観に行く。 朝早くて、近くの金券ショップは開いていない。 このような地味な映画の前売り券は、そもそも、置いていないかも? 「ヒューゴの不思議な発明」の時に購入した3Dメガネを持参した ので、100円引きで、2100円の入場料。 しんきくさそうなので、観に行くかどうしようかと迷っていた 映画でしたが、漫画同人会もののけ、関西ステレオ写真同好会で 一緒だった屋我平勇さんが、ツイッターに観てきたことを書いて おられて、屋我さんから何かの映画を観に行ったということを 聴いたことはなかったような気がして、その屋我さんが 観に行くほどの映画なら、観ておくべきだろうかという 思いもあって、観に行くことにしました。 観ておいてよかったと思いました。 説明部分など、「NHK特集」だったら、もっと、退屈しないような 作られかたをするだろうなと思う箇所もありましたが、なによりも、 3Dで立体感として観ることができたということに意味がある 映画でした。 3Dだからそ、存在する理由のある映画というような気がしました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 3万2千年前に、洞窟の中の壁に絵が描かれた際、洞窟の形状、 その起伏を絵の表現に利用しているのには、驚かされました。 3万2千年前のクロマニヨン人を、見くびっていました。 どうも、すいませんでした。 小学校で、図画工作の授業を受けたわけでもないのに、自ら、 壁に絵を描くことをはじめた、その人物に、敬意を表します。 線も生き生きとしていて、絵がうまい! アニメーション的描写まである。 馬やライオン(当時は、タテガミがなかったとのこと)だけでなく、 女性が股を広げたポーズの絵もあるとのことでしたが、そこは、 足場が悪くて撮影することができなかった~ということでした。 「世界最古の洞窟壁画3D 忘れられた夢の記録 2」 を作る気なのか? ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ こんなに朝早くからの上映で、客は、自分ひとりだけではないかな? と思っていましたが、けっこういて、30人以上はいたような感じです。 どこかの教授や学生、女性編集者という感じの客層で、テレビで 「R1ぐらんぶり」を観ているような人はいないような~。 売店で、パンフレットを購入している人が、けっこういました。 学者が、いろいろと日本語吹き替えで説明をしていましたが、 1度聴いただけではわからないこともあって、私も、600円で パンフレットを購入してしまいました。 3D映画料金の上にパンフレット代までかかってしまいましたが、 フランスの洞窟まで行くことを思うと、安くついたので、まぁ、いいか~。
by hitcity
| 2012-03-22 20:30
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Comments(6)
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又六
at 2012-03-23 07:15
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昨日は、三木清の展示のある霞城館(兵庫県本竜野駅下車)と、和辻哲郎の展示のある姫路文学館館を訪ねた。三木清は谷川徹三の親友であり、和辻哲郎は親しい師匠格である、どちらからも谷川徹三は学問上大きな影響を受けた。朝の、新幹線のぞみは混んでいて、グリーン車に乗る。目的地での時間は、2時間ほどなのに、往復の時間は7時間ほどかかる。運賃も高い。が、日帰りが出来て便利だ。
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又六
at 2012-03-23 08:03
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姫路文学館で平成19年に「車谷長吉展」があって、その図録「作家車谷長吉 魂の記録」を購入。この図録は素晴らしい。白洲正子の手紙まで写真で紹介、車谷の写真も、ふんだんに。高橋順子宛ての絵葉書も初めて見た。ただし、「現代の眼」に勤務してたころの資料が出てないのは残念。
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又六
at 2012-03-23 09:01
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間違えた。高橋順子宛て絵葉書は、「車谷長吉全集」第二巻に掲載されている。
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又六
at 2012-03-23 09:54
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車谷長吉「鹽壺の匙」は、車谷のおじさんの自殺(21歳)を書いた小説。おじさんの蔵書、和辻哲郎「ニイチェ研究」に、おじさんが書いた書き込みが、おじさんの心象を知る言葉として、引用されている。おじさんは、郷里出身の哲学者和辻哲郎を愛読したのだ、と思われる。
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又六
at 2012-03-23 10:11
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しかし、本当に「ニイチェ研究」に、おじさんの書き込みがあったかどうかは判らない。車谷は大嘘つきの小説家だから。私小説も八割は嘘だろう。
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又六
at 2012-03-23 20:38
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ところで、和辻哲郎「ニイチェ研究」は、和辻哲郎の処女著作です。初め、和辻は、「新思潮」に、小山内薫、谷崎潤一郎たちと参加し、小説や戯曲を書いていた。和辻の反逆時代。カント、ヘーゲルにたいするニーチェの反逆に、和辻は、自身の反逆を重ねた。と、いう。車谷さんのおじさんも、そんな反逆の気持ちだったんでしょう。
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by hitcity
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