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【読書メモ】 魍魎の函
今年の1月に刊行された「東西ミステリーベスト100」(週刊文春 臨時増刊)のベストテンの中で、未読3作のうちの1作の「魍魎の匣」(京極夏彦)が、ちょうどその頃、近所の新刊書店の店頭の古本均一棚の中にあって購入していました。 現在は文庫本で3分冊で出ているようですが、新書判で全1冊の680ページの分厚いもので、なかなか読み始める気にはならないでいたのですが、「ダ・ヴィンチ」(6月号)に、「水木しげる漫画大全集」の監修者として作者の京極夏彦さんのインタビューが掲載されていて、「水木しげる漫画大全集」刊行記念として読んでみることにしました。 第1作目の「姑獲鳥の夏」は小説を読み映画も観に行っていましたが(阪堺電車の現在の恵美須町駅の写真がモノクロで昔の写真という設定で、エンドロールに映っていました)、第2作目のこの「魍魎の匣」が映画になっていたという記憶はありませんでした。 私立探偵・榎木津礼二郎が阿部寛さんだったという記憶しかなく、ほかのレギュラー陣のことは思い浮かばないまま小説を読みましたが、そのことがよかったです。 あとで当時の予告編をユーチューブで拝見しましたが、まったく私の抱いているイメージではない人たちでした。 榎木津と京極堂は、そのまま、阿部寛さんと京極夏彦さんをイメージにして執筆されたのではというような気はしました。 はじめのほうに予想したとおりの謎解きで、ミステリーベスト9位という気はしませんでした。 座談会で結末に衝撃を受けたと語っておられるかたがおられましたが、私は、すでに、「週刊少年キング」連載中の「サイボーグ009」(石森章太郎)に登場したサイボーグ0012から、子供時代に、その衝撃を受けていたように思います。 サイボーグ0012の記憶が、京極夏彦さんの着想に、いくらか影響を与えているということはないのかな? 私は、ベスト23の「姑獲鳥の夏」のほうが面白かったです。 「東西ミステリーベスト100」は、1986年の「東西ミステリーベスト100」(文春文庫)から約四半世紀ぶりに刊行されたベスト100で、作品に入れ替えがありますが、同じように衒学的な描写の多い「黒死館殺人事件」のほうがベストテンに残っていてほしかったと思いました。
by hitcity
| 2013-06-15 09:29
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by hitcity
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