夕刊の広告で28日の日曜日の午後2時に京阪天満橋駅北側を出発し午後3時過ぎに道頓堀川の戎橋に到着、大阪松竹座前での式典、歌舞伎役者の船乗り込みの予定を知る。
大阪松竹座での「七月大歌舞伎」に合わせて6月末に歌舞伎役者を乗せた船乗り込みがあり、ステレオ写真(立体写真)撮影に熱中していたころは、毎年、観に行っていた。
今年は片岡仁左衛門さん。
中村勘三郎さんの勘九郎時代の船乗り込みの様子を1コマ漫画専門誌「EYEMASK」に描いたことがある。
片岡仁左衛門さんが襲名された時は、高津神社を出発し、高速道路の下の川を船が巡って行った。
一眼レフカメラをバーの上に2台並べて同時にシャッターをきることのできるステレオカメラを抱えて立体写真を撮りまくった。
船の上からのテレビカメラで撮影した橋の上でカメラを2台並べて写真を撮っている私のアップが、帰宅後に観ていた関西ローカルのニュース番組に映っていた。
川の上を移動する船に沿って走りながら写真撮影。
はじめのうちは、映画「泥の河」のラストシーンみたいだなと思いながら走っていたが、船からだんだん離されそうになり、思いっきり走りながらの写真撮影になった。
ヘトヘトになりながら、映画「フレンチコネクション2」のラストシーンみたいだなと思った。