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> メモ帳
> SFヒーロー=MUSB+W3×2
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私が小学生のころ、「週刊少年マガジン」で連載が始まった手塚治虫さんのマンガ「W3(ワンダースリー)」が中途半端なままで終了し、「週刊少年サンデー」で同じタイトルで連載をしなおすということがありました。

当時は少年週刊誌は「週刊少年キング」を含めて3誌が出ていて、すべて買ってもらっていたので、どちらも読んでいました。

「少年マガジン」の初回、ロボットの登場シーンが気に入ったのか、同じような絵から始まるマンガを、そのころに、ノートに鉛筆で描いたことがあります。
といっても3ページほどまでで挫折しましたが、表紙には、タイトルを「WX」として描き、「ワンダーエックス」というルビをふりながら、「W」は「ワンダー」と読むのか?と納得できなかったという、昔のことですが、なぜか、はっきりとした記憶があります。

手塚治虫さんを追跡するマンガ「チェイサー」(コージィ城倉)の第3巻では、第16話「ダブリュースリーじけん」の巻として、この話題が取り上げられています。
手塚治虫さんをライバル視(?)している主人公の海徳光市は、「少年マガジン」で始まった「W3」を面白いと語り、連載中止に対して「楽しみにしていたのに」と言っています。

007映画が好きだった私は「少年マガジン」の「W3」には、そのような雰囲気もあり、主人公の少年も、かっこよくて、連載が終わったことが残念でした。

「少年サンデー」で、「W3」が新しく始まり、どうしたわけかと不可解に思いましたが、まぁそれは気にしないことにして読みはじめました。
主人公の少年が、かっこわるくなり、007映画っぽさも減少し、「少年マガジン」版のまま続けてほしかったなと思いました。

ところが、「少年サンデー」版を読み進めていくと面白い。
当時は「少年サンデー」や「少年マガジン」など他社の雑誌に連載されていたマンガが秋田書店から新書判コミックスとして刊行されることが多く、「W3」も上下巻で出ましたが、それで読むと、さらに面白い!
雑誌連載とは思えない、描きおろし作品のようなまとまりを感じ、一気に読了した際の、ラストのしんみり感には、たまらない魅力があり、手塚治虫作品の中でも特に好きなマンガとなりました。

阪急ファイブ(現在は屋上に赤い観覧車のあるヘップファイブ)にあった駸々堂書店にマンガの同人誌コーナーがあり、京都の手塚治虫ファンクラブが発行している「ヒョウタンツギタイムズ」を見かけては買っていましたが、B5サイズで「少年マガジン」版の「W3」を1冊にまとめたものを発行されたので、それも買いました(もしかしたら別の場所で入手したかもしれませんが、この本屋での入手の可能性が大きいと思います)。

それで何年ぶりかで「少年マガジン」の「W3」を読んでみましたが、「少年サンデー」のほうが面白くなっていると思いました。
子供のころには、「少年マガジン」版の少年のほうが、かっこよいと思っていたものですが、「少年サンデー」の少年のほうが魅力があると思いました。
「少年マガジン」版のまま完結していたら、その少年に魅力を感じることになったかもしれませんが。

「少年マガジン」から「少年サンデー」に連載場所を変えたことについては、理由のわからないままでいましたが、高校生のとき、東京で開催された「第1回・日本漫画大会」の合宿場所のホテルで参加者たちと談笑している中、その理由を説明してくださったかたがいました。

なぜ、こんなに詳しく事情を御存知なのかと思って聴いていましたが、何十年後かに朝日新聞出版から刊行された「ボクのまんが記」(手塚治虫)に「初復刻!!」とうたわれて収録されている、ファンクラブ会誌「鉄腕アトムクラブ」に連載されていたエッセイ「ボクのまんが記」で、「W3」を「少年サンデー」に連載中に、その事情を読者に向かって手塚治虫さん本人が説明をしている回があるのを見て、漫画大会のあの人は、これを読んでおられたのだなと納得できました。

虫プロ製作のテレビアニメの企画として、007のような秘密機関の青年とテレパシーの能力を持つ宇宙リスのコンビの活躍を描く内容で、まず、「W3」はあったようです。

ところが、他社のテレビアニメの「宇宙少年ソラン」に、同じようなキャラクターの宇宙リスが登場するという情報を得て、「W3」の内容を変更することになります。
手塚治虫さんはアイディアを誰かに盗まれたと思いました。

テレビアニメ化される「W3」のマンガを「少年マガジン」に連載していたところ、手塚治虫さんは「宇宙少年ソラン」のマンガが「少年マガジン」に連載されるらしいことを知り、アイディアを盗まれたマンガと一緒に載りたくない、「ソラン」は載せないでほしい、載せるなら、自分は「W3」を辞めると宣言します。

手塚治虫さんは「ボクのまんが記」に次のように書かれています。
【でも、そのときはマガジンの編集部内でも、どうしようもなくなっていたのです。講談社では「ソラン」をのせるため、「W3」うちきりを知らせてきました。「ソラン」をのせるように働きかけたスポンサーの森永製菓は、講談社にとって、たいせつなお客さまだったからです。
ボクは、くやしくて一晩じゅう泣きました。講談社にも、森永にも、TBSにも、どこにも責任はないのです。ただ、おとなの世界には、こんなつじつまのあわない、なさけないことが当然のようにおこるのです。それがかなしかったのです。】

「第1回・日本漫画大会」から何年かたって、大阪で同様の大会が開催され、道頓堀のホテルで合宿となった際、10人ほどを前にして、「W3事件」について聴いたとおりのことを私は喋ったことがありますが、手塚治虫追跡マンガ「チェイサー」でも、そのように説明されていました。

テレビアニメ「鉄腕アトム」のシナリオを担当されていた豊田有恒さんが、自分がアイディアを盗んだ犯人だと思われていたが疑いが晴れたとか、回想して書かれているのを読んだこともありました。

テレビの三宅裕司さん司会の「驚き桃の木20世紀」で、水木しげるさんが取り上げられていた回で、「W3事件」が、手塚治虫さん系のストーリーマンガと縁を切り劇画を導入した「少年マガジン」が「少年サンデー」の発行部数を抜く進撃の切っ掛けになったと説明されていましたが、テレビの再現ドラマとしては面白いかと思いますが、それはそんなに関係ないことではないかなと思います。
「W3」が抜けた穴を埋めるため水木しげるさんが起用されたというようになっていました。

「少年マガジン」版の「W3」は、前述の京都の手塚治虫ファンクラブ発行のもの以外では、「少年マガジン大全集」だったかに、連載の初回分が収録されているのしか見たことがありませんでした。

「少年マガジン」版の全部と「少年サンデー」版の冒頭、いずれも90ページほどが並んで収録されている、そんなマニアックな本を、近所のコンビニで買えるなんて!

毎月刊行され、このところ欠かさず購入している三栄書房のコンビニ本のシリーズ「手塚治虫セレクション」の新刊「SFヒーロー」の巻末に収録されています。

「少年マガジン」版と「少年サンデー」版の順に読んでみましたが、「少年マガジン」版に面白味を感じませんでした。
小学生のころは熱中していたのに。

仕切り直して始められた「W3」は面白くなっていて、「少年マガジン」を始めたものの、あとで思いついた展開の「少年サンデー」版のほうが面白そうに思い、描き直したくなった手塚治虫さんの計画ではなかったのか?と妄想をしてみたほどでした。
そんなことはないでしょうが。

「少年マガジン」のマンガのキャラクターには、硬派で陰気、「少年サンデー」のマンガのキャラクターには、軟派で陽気という印象があるのですが、「W3」でも、その違いを感じ面白く思いました。

野球マンガでは、「少年マガジン」では「黒い秘密兵器」や「巨人の星」、「少年サンデー」では「男どアホウ甲子園」や「タッチ」。

ボクシングマンガでは、「少年マガジン」では「あしたのジョー」、「少年サンデー」では「がんばれ元気」。

恋愛マンガでは、「少年マガジン」では「愛と誠」、「少年サンデー」では「うる星やつら」。

山上たつひこ作品なら、「少年マガジン」では「光る風」、「少年サンデー」では「旅立て!ひらりん」。

陰気な「少年マガジン」と陽気な「少年サンデー」論に納得していただけるのではないかなと思うのですが。

「少年サンデー」と「少年マガジン」創刊時から、「少年サンデー」に奪われていた手塚治虫さんの起用を「W3」でやっと実現した「少年マガジン」でしたが、「W3」以降、月刊誌「別冊少年マガジン」では連載をされたりしていましたが(大好きな「ボンバ!」がありましたが、陰気を極めていますね)、「週刊少年マガジン」に手塚治虫さんが登場することはありませんでした。

何年もたって、読み切り作品「おけさのひょう六」で「週刊少年マガジン」に手塚治虫さんが再登場された際には、しみじみとするものがありました。
その後、「三つ目がとおる」や「未来人カオス」を連載されていました。

「W3事件」のわだかまりを超越して、講談社から「手塚治虫漫画全集」が刊行された際にも、しみじみと嬉しく思ったものでした。

「SFヒーロー=MUSB+W3×2」の解答。

「手塚治虫セレクション/奇想天外!!SFヒーロー」には、「ミクロイドS」「海のトリトン」「サンダーマスク」「ビッグX」「W3」(少年サンデー版と少年マガジン版)が収録されています。

「海のトリトン」はテレビアニメ化ののち改題されて、秋田書店から、そのタイトルで新書判コミックスが刊行されましたが、産経新聞連載時は「青いトリトン」というタイトルだったので、「SFヒーロー=MASB+W3×2」も正解とみなします。
by hitcity | 2015-10-16 18:45 | Comments(9)
Commented by 又六 at 2015-10-19 13:04 x
小熊英二監督「首相官邸の前で」鑑賞、寝てしまいました。名古屋シネマスコーレにて。若松孝二監督はや没後三年という。
Commented by hitcity at 2015-10-19 13:27
★又六さん

このところドキュメンタリー映画は観ていません。
気晴らしになるような楽しい映画を観るように心がけるようになったからでしょうか。
ロバート・アルトマン監督を描いたドキュメンタリー映画は観たいと思っていますが。

今日の月曜日は休日で、映画「キングスマン」をもう一度観に行くつもりにしていましたが、一日に一度だけの上映で、午後2時頃からの「鶴瓶の家族に乾杯!」の再放送と重なり、波瑠さんの後編で本放送の際に眠ってしまって見逃した回なので、家で観ることにしました。
今日も午前7時半からのBSプレミアム、8時からのNHKテレビ、午後0時45分からの再放送と、朝ドラの「あさが来た」を3度も観るほど気に入っていて、ヒロイン役の人なので観たくなります。
私は、そのドラマのヒロイン自体が好きなので、朝ドラのあと、それで気に入った女優が別のドラマに出ても観ることはなく、今回の「あさが来た」もドラマのヒロイン自体に魅力を感じているのですが。
Commented by 又六 at 2015-10-20 09:44 x
コンビニ本「手塚治虫セレクション天才たちの奇跡」購入。「ミッドナイト」最終回掲載。
Commented by 又六 at 2015-10-21 12:43 x
谷川徹三研究の調べ物で、愛知県図書館へ。帰りにジュンク堂へ寄り、小熊英二「生きて帰ってきた男」(岩波新書940円)つげ忠男「成り行き」(ワイズ出版1000円)うらたじゅん「冬のプラネタリウム」(北冬書房2000円)購入。
Commented by 又六 at 2015-10-22 02:18 x
つげ忠男の「懐かしのメロディ」リメイク。やはり46年前の旧作が良いです。旧作の方が圧倒的にワイルド。なお、旧作の「黒ん坊」をリメイクでは削除している。
Commented by 又六 at 2015-10-23 04:20 x
小熊英二「生きて帰ってきた男」は、小熊英二の父親のシベリア抑留のドキュメント。飢えと寒さとの闘い、共産主義思想に基づく捕虜同士のいがみ合い。ちなみに、僕の伯父(母の兄)もシベリア抑留者、20人くらいの製陶工場の経営者で戦後を過ごしたが、物事をはっきり言うので、僕の父親はシベリア帰りだから、と言っていた。
Commented by 又六 at 2015-10-24 02:27 x
小熊英二「生きて帰ってきた男」。小熊謙二(大正14年生まれ・小熊英二の父親)のドキュメントである。僕の母親(大正13年生まれ)の世代だ。 岩波新書389ページ、何処を読んでも面白い。圧倒的な傑作。
Commented by hitcity at 2015-10-25 21:50
★又六さん

「手塚治虫セレクション/天才たちの奇跡」は、まだコンビニで見かけていません。
手塚治虫さんの「こわい本」の新刊は見かけましたが、パックされていて中を見ることができず、このシリーズのコンビニ本は表紙だけでは収録作品がわからず、そんな短編集をすんなり買う人がいるのかと疑問に思いました。売る気があるのか?とも思ってしまう。
私の最も好きな手塚治虫短編作品「赤の他人」が収録されているような気がするのですが。

つげ忠男さんのリメイク作品は未見です。
大阪市立中央図書館は、つげ忠男さんの著書が充実していて(兄以上に)、直筆サイン本までありました。
新刊も入りそうな気がします。
北冬書房の「幻燈」も
Commented by hitcity at 2015-10-25 22:05
★又又六さん(スマートフォンの書き込みの際、送信ミスをよくしてしまいます。まだ途中でした)

北冬書房の「幻燈」も大阪市立中央図書館には揃っています。

いま10月25日の日曜日の午後9時からのBS‐TBSの「週刊報道LIFE」(今なぜウズベキスタン)という番組を観ていましたが(テレビなしの生活を長く送っていましたが、いまはBSも含めて観まくっています。コメント欄の返事が遅くなっている最大の理由です。すいません)、ゲストの嶌信彦さんの「日本兵捕虜はシルクロードにオペラハウスを建てた」という本が紹介されていました。

シベリア抑留からウズベキスタンに派遣された日本人捕虜を描いたノンフィクションのようです。


シベリア抑留者で私が知っているのは、近所に住んでいたおっちゃんと三波春夫さんぐらいです。

高木ひとしのブログです。ツイッターもやっています(高木ひとし@ hithitcity )。連絡事項のあるかたは非公開チェックのうえコメント欄を利用していただくかツイッターでお願い致します。
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